2025年7月23日、トランプ米大統領による対日貿易合意の発表後、日本の株式市場は急騰し、TOPIXは史上最高値を記録。特に自動車株の上昇が顕著で、投資家は貿易合意による安心感を感じた。しかし、合意内容には不確実性もあり、特に日本企業が直面する15%の関税や、今後の利上げの可能性が懸念される。
加えて、石破首相の進退や消費減税など、国内の政治や財政問題も影響を与えている。市場は楽観的に見えるが、依然として不安要因が多く、投資家の間では今回の株高が一時的な現象かどうかを見極める必要があるとの声も出ている。
【批判型】
今回の貿易合意の影響で日本の株式市場が急騰したことには、明らかに過剰な楽観視が広がっています。確かに、貿易合意は一時的な安堵感をもたらしましたが、合意内容には未解決の問題が山積しています。特に、15%の関税は依然として高く、日本企業にとっては長期的な経済圧力となるでしょう。この状況では、合意が一過性の好材料に過ぎない可能性が高いことを忘れてはいけません。
また、財政不安や利上げの可能性も投資家にとって不安要素です。
解決策としては、まず日本政府は消費減税のような安易な対応を避け、財政基盤を強化する必要があります。次に、日銀は利上げを急がず、安定的な金融政策を維持すべきです。そして、企業は15%関税を乗り越えるための経済戦略を再構築し、国内市場の強化に注力すべきです。
過度な期待感に惑わされることなく、冷静な判断が求められます。
ネットからのコメント
1、結局ほとんどの場合、上がるか下がるかなんて分からないです。米国株だって歴史的な割高域と言われていますが、昔より世の中にお金が溢れてますから、本当に割高なのかは分かりません。今の株式市場でクリティカルにまずいのは、データセンター需要つまり半導体需要が減少に転じた時と、円高トレンドになった時だと思います。でも、どちらもあと1年くらいは起きないんじゃないですかね。とは言え分からないことだらけなので、私は10年後を見据えて毎日、毎月インデックスとゴールドを積み立てるだけです。
2、相場は美人投票と同じで市場が決めることで割高か割安かは分からないからね。個人の読みが当たるほど経済は単純では無い。
高いと思っても買いが続くなら市場の意見を飲み込んで買いに向かうしかないよ。インフレが進むほど紙幣の価値は下がる一方ですし貯蓄一辺倒もある意味リスクの高い行為だと思う。
3、今シーズンの企業決算は正直当てにならんよね。これから想定がまるで変ってくるから。今のところは控えめな見通しが多かったり実際に取引先の動きがなくて業績悪かったりみたいなところが多いが今後はまた別の話。長期金利は減税の勢いに負けるとやばいかな。ガソリンだけならまだしも消費税の話になったらもうどうなるかわからん。夏枯れもあるし。長期保有の私にとってはもう少し落ちたら拾うかな、という感じ。
4、単にサプライズが出たので材料になり、個人投資家も機関投資家も外国勢も。円安もあって、またアメリカの各種指標も悪くない範囲でもあったしで、安心して輸出企業を中心に買い進めていっただけだけどね。野党に妥協するか野党に政権が移ると、記事にあるように財政悪化するので、現状でも長期金利が危険な水準に至っているから、ダダ崩れするでしょ。そんなのは個人投資家でも判っているので、インカムゲイン狙いの慎重派はポジションを変更して様子を見るし、キャピタルゲイン派は手仕舞いをさっさとするだけ浮かれてる人は、ちょっと理解してる人であればいないよ。
日経平均のPERだけみても、この数年のアノマリーから「そろそろかな」な水準なんだし。零細投資家はただただ、こういう時はポジションを見直し、出遅れ銘柄を少し拾っておくだけ。「尺取り虫」に徹するのみ
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/46583206a7c9cf136e6d61238ea7fe45f1b48280,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]