第一段階:概要
2025年5月、東京都内の介護付き有料老人ホーム「アライブ」で、ケアビューティストの箱石志保さんが介護美容を実施。Aさん(98歳)は、最初「嫌なことをする」と警戒していたが、フットマッサージの施術が進むにつれ、笑顔を見せ、優しい一面が垣間見えた。箱石さんは、施設や自宅で高齢者向けにメイクやマッサージ、ネイルなどを提供するケアビューティストとして、入所者の体調や心理状態に配慮してケアを行っている。
介護美容の需要は増加しており、施設数も2021年から2024年で顕著に増加。介護業界の人材不足を解消し、高齢者の孤立防止やコミュニケーション向上に貢献する可能性がある。
第二段階:コメント
この話題には、慰めが必要だと考えます。
介護の現場で見られる高齢者の孤独や体調の不調を少しでも和らげ、心の支えとなる存在がいることは非常に重要です。箱石志保さんが提供する「介護美容」は、ただの施術ではなく、心温まるコミュニケーションの手段でもあります。高齢者にとって、身体的なケアだけでなく、少しでも気持ちを和らげることができるサービスは、感謝の気持ちと共に、彼らの生きがいにもつながるでしょう。
また、家族が頻繁に会いに行けないという状況の中、箱石さんのような専門家がケアをすることは、心の面でも大きな支えとなります。
たとえ些細なことであっても、介護される方々に笑顔をもたらし、希望を与えてくれる瞬間は貴重です。今後、介護美容が広まり、さらに多くの高齢者が心身ともに元気を取り戻すことを願います。
ネットからのコメント
1、介護福祉士です。私の会社にも「介護美容」の業者から営業の電話がかかってきます。介護美容自体は良い試みだと思います。利用者の楽しみにも繋がりますし、レクリエーションの一環で取り入れるのも良いでしょう。ただ、富裕層向け老人ホームでしか導入は難しそうだなとは思います。介護美容は通常のレクリエーションより費用がかかりますから、施設の負担が大きいです。逆に利用者負担にしたら、「ただでさえ安くない利用料を毎月払ってるのに、『介護美容』なんかに余計な金は払えない!」という声も出てくるでしょう。だからお金に余裕がある富裕層向けの老人ホームでしか、サービスは成り立たない気がしますね。
2、最近、介護美容の記事も増えてますし、ネイルやメイクをすると笑顔が増えるのも事実だと思いますけどね。そのメイクは誰が落とすんですかね?施設で働く介護士さんですか?忙しい介護士さんの手間を増やす事になりませんか?高齢者が身なりを整える、オシャレをするのは良い事だと思うので、介護士さんの仕事は増えず、手間が掛からずに出来る事があればいいのになと思います。
3、介護記録で機能訓練士以外のマッサージ表記はアウトって言われてたんですけど…民間資格で大丈夫なのかな。ボランティアの人が一度来たけどその後が大変でした。入居者さんは喜んでくれたもののお化粧したら落とさなきゃいけませんから。就寝介助の前の洗顔で1個仕事が増える。落とすの嫌がる認知症の方もいたから夜勤者さん達がもう呼ばないでって怒ってたなぁ…。お化粧自体は素敵な事なんですけど。やるなら落とすとこまで面倒見てって欲しい。
4、何行も読んでいませんが書きます。この手のものがYouTubeやInstagramのショートで良く流れてきます。自分は元介護職員ですが、この方々は施術してそれがその日のゴールだと思います。しかし、お化粧を落としたり、数日経って剥げてきたマニキュアを落とす、または高齢者の希望で塗り直すのはおのずと職員の負担になると思うのです。正直そんな時間も労力もありません。後は、(私の見ていたショート動画より。)週2回、半日の活動時間で夜勤までやっていた時の収入を越えました。とか、そんなわけないでしょ…胡散臭くて即スワイプしました。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/9c7586b52f4a3429b60c0dcfef5e10bb202a0501,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]