宇都宮市のNPO法人キーデザインが今年4~5月、全国46都道府県の不登校・行き渋りの子どもを持つ保護者1234人を対象に調査。母親の19.9%(241件)が退職し、父親の0.7%(8件)の約30倍に達した。仕事との両立が困難との回答は95.4%、収入減は50.3%、支出増は79.7%に上り、家庭の負担が深刻化している実態が明らかになった。

不登校や行き渋りを抱える家庭への支援が、いまだ母親の犠牲に依存している現実は異常だ。退職した母親は19.9%(241件)で父親の0.7%(8件)の約30倍。問題の本質は、家庭だけに負担を押し付け、働きながら支える仕組みが不足している社会構造にある。改善には、企業の柔軟な勤務制度の義務化、学校と福祉機関による早期支援体制の強化、経済的支援や相談窓口の拡充が必要だ。不登校は親の努力不足ではなく社会全体の課題である。
子どもを守ると言いながら親を追い詰める社会に未来はない。支える仕組みを作れない社会こそ、変わるべき対象だ。子どもの安心を願う家庭ほど、仕事や収入を失うという矛盾を放置してはならない。母親だけにケアを背負わせる古い価値観から脱し、父親、企業、行政が責任を分担する仕組みへ転換することが求められる。
ネットからのコメント
1、昭和の時代なら、「学校に行きたくないなら働け」って親も居た。知り合いの土建会社や職人、牧場とか漁師のところに預けるんだよね。さすがに低学年は無理だけど、高学年になれば出来る作業はある。お客さん扱いはされず、怒鳴られながら下働きをこなす。で、休憩時間に雑役の爺さんとかが「オレの家は貧乏で学校行けなかった。行かせて貰えるなら学校に戻った方がいいぞ」って言ってくれる。現場仕事で汗を流せば筋力も自信も付く訳で、夏休み明けに学校に復帰するの。今では法的にアウトだろうが、児童生徒として勉強に専念できる立場を放棄するなら、働くというのも人間社会では一つの考え方なのだろう。学校に行けないなら親が丸抱えで世話をしなければならないのでは、コスト・リスクの要因であり、子どもを作らない判断をせざるを得ないよね。
2、一人にしてしまったら取り返しのつかないことになってしまうのではないかという恐怖で仕事をやめざるを得ないというのが一番なのではないか。自分の子が不登校になるまでは、本人の怠慢で親が甘やかしていると思っていた。とんでもない考えだった。当事者にならないとわからない複雑な事情がある。わが家は本人の目の輝きが戻ってきた段階で仕事を再開した。子どもが動き出した時に情報や金銭的な用意をしておきたかったからだ。バランスが難しい問題でもあると痛感している。
3、子供(高2)が1学期から欠席、遅刻、早退が多くなりこの調子だと進級が危ぶまれているためわたしは朝の出勤を30分ずらしてもらい学校まで送っていっている。とりあえず学校さえ行ってしまえば1日過ごせているようですが、職場の人、迎えをしてくれている母に申し訳なくて退職も考えています。学校に行けない理由は人間関係。自主退学が娘のためなのか子供が夏休み中ですが色々毎日考えてしまいます。主人は考えているのか分かりませんが普段と変わらない生活。やはり割を食うのは母親ですよね。
4、離職はしなかったけど、有給は取りまくった。休職も考えたけど、旦那が先に休職を取ってくれた。同居の姑(認知症)、舅(末期がん)の介護も重なってたから、不登校の娘は旦那が担当するつもりだったようだ。我々の老後の事も考えたら、離職してる場合じゃないし、ギリギリまでどうしようか悩む。女性も結婚しても出産しても、家族に何かが起きても、離職しないで働き続けられるところに就職するか、手に職を付けていつでも仕事に就けるようにしとかないといけないと思う。人生って波があるからね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/bd73ca8f9c2d23d76e11e9518d4206eb8c01a0c5,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]