6月16日、週刊SPA!編集部による取材記事が話題となった。推し活を発信するSNS「ホビ垢」の文化が、次第に「かわいい自分」を競い合う場に変質しているという。主に学生層が中心のこの界隈では、体形への過剰な執着や承認欲求に駆られた過酷な努力が繰り返される一方、容姿いじりや他人の利用、経済的な無理が蔓延している。また、加工やフォロワー数にも達成感が伴わず、終わりのない競争が精神的負担を助長している。ルッキズムや社会的プレッシャーが陰に潜む現代的問題を浮かび上がらせた。

この現象は一見個人の趣味と無関係に見えるが、実態は社会の根深い問題を反映している。SNSが現代の「承認欲求」のプラットフォームになるにつれ、女性たちは「かわいい」という価値観に異常なほど追い詰められている。この状況は重大な問題だ。
まず、「かわいさ」を何よりも優先する文化の背景には、SNS企業のアルゴリズムによる「いいね」の価値観がある。
次に、ルッキズムが社会全体に広がっていることで、誰もが一定の美的基準に無意識に従い始めている。そして、ホビ垢の特性上、学生層が多いことが生活費捻出という別の負担を生んでいる。
解決策として、①SNSプラットフォームによる心理的健康サポートや教育を増やすこと、②メディアや教育機関が「多様な美」の価値観を社会に浸透させる努力を強化すること、③個人や団体が手軽に利用できる心理的ケアの提供が望まれる。これらの行動によって初めて、現代の「かわいさ至上主義」から脱却が可能になるだろう。
結局のところ、個々の若者たちが「映え」を追求するだけではなく、社会全体で彼らを取り巻く環境を改善し、「本当の自分」を尊重する風潮を育てることが必要不可欠だ。この歪んだ現象は私たちの社会全体の問題であり、全員でその解決に取り組む責任がある。
ネットからのコメント
1、推しが好き、というよりも、推しを好きな自分が好き、そんな自分をよく見られたいと思う若い女の子が増えたように感じます。今の若い子はSNSなど他人と比較される場も増え、ルッキズムに囚われて、ありのままの自分でいられずに生きづらそうだなと感じています。
自分の学生時代がそういう時代でなくて良かったなと思うと同時に、自分に子どもができたらこんなご時世を生きるのになんと声をかけてあげたら良いのだろうとつい考えてしまいます。
2、以前はちょこちょこっとSNSやってたけど、どんなに自分を飾らないようにしていても、後から読み直したらやっぱりどこかで自分をよく見せようとしてるんですよね。それがイヤで、今はすっぱりSNSはやらなくなりました。承認欲求は、自分を大きく見せることで生き残ろうとする野生時代からの生存本能の名残だと思うので、一概に全否定できるものでもないとは思いますけど、このような行き過ぎた例を読んでしまうと、やはり自分はやるべきではないなと、思います。
3、何かに傾倒し続けて依存症になってしまうと、記事のような病人が生まれる。宗教にのめり込んだ人が私財を全て教団に寄付するなんて話は、特別に珍しくもない。それは、教義の内容が世界の全てになってしまうからだろう。同じように、ネトゲに依存した人は、現実で寝食も忘れてゲームを続ける。本人は、ゲームをしているというよりも、ゲームの世界で生きているという感覚の方が強いかもしれない。
SNS依存も同じように、SNSが世界の全てとなり、現実が二の次になる。だから、現実で友達に話すように、愚痴も悪口も平気な顔をしてSNSに書き込む。SNSが現実になる事で、現実の感覚でSNSで話す。お茶をしながら友達に話して問題のない事でも、SNSでは問題になる事は山のようにある。
4、プラダを着た悪魔2では痩せすぎのモデルは起用しない様、主演のお二人が直談判したと聞きました。映画のモデルはみんな健康的でスタイルが良く、素敵だったなと思います。そういうお年頃と言ってしまえば簡単だけど、ただ痩せているだけ・フォロワーが多いだけで中身がなければ、若さを失ったらそっぽむかれます。中学生の我が子は30代をおばさん呼びしています(お前もいつかそうなるんだよと思ったけど、言いませんでしたがw)年齢と若さには誰も勝てないですよ。歳を取れば体型も崩れます。若い頃は痩せて見えても、歳を取れば数字コントロールのダイエットは筋力がないから重力に抗えなくなり垂れ下がって見窄らしくみえるだけです。もっと中身のある人間を目指して下さい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/9ccf15b5fbada25d656f0cb193761394cf8b2295,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]