事件概要:近年、日本でタコス人気が急速に拡大している。ここ1〜2年で専門店が増加し、2026年には大手チェーンも本格参入。サブウェイは5月、タコス風商品3種を発売し、フラットブレッド販売数が想定の約5倍、発売後2週間弱で在庫終了、タコスシリーズは1カ月で累計50万食を突破した。モスバーガーも7月15日から新商品を展開し、前年の「モスタコスバーガー」は期間中約300万食を販売。専門店、SNS、家庭調理の広がりにより、タコスが日本の新たな食文化として定着する可能性が高まっている。

コメント:日本でタコスが急速に広がっている現象は、単なる流行ではなく、食文化の変化を映す動きだ。専門店の増加や大手チェーンの参入により、これまで一部の愛好家だけのものだった料理が、多くの人の日常的な選択肢になりつつある。特に数十万、数百万食単位の販売実績は、消費者の関心が一時的な話題を超えている証拠だ。
一方で、ブームを利益だけで消費して終わらせてはいけない。海外文化を取り入れる際、本質を理解せず表面的な「タコス風商品」だけが増えれば、本来の魅力が薄れる危険もある。必要なのは、①本場の技術や歴史を学ぶ機会を増やすこと、②国産トウモロコシなど地域資源を活用した持続的な生産体制を育てること、③日本独自の定番メニューを生み出し文化として定着させることだ。
流行を追うだけの市場はすぐ消える。しかし、新しい価値を理解し育てる社会は文化を作る。タコスが日本に根付くかどうかは、売れるかではなく、消費者と業界がどれだけ本質を大切にできるかにかかっている。目先のブームで終わらせるか、次の寿司やピザのような存在へ育てるかは、日本側の姿勢次第である。
ネットからのコメント
1、南米に居た時、現地に住んでいたメキシコ人が経営していたメキシコ料理店で、蒸したての柔らかいトルティーヤ(スワベ)に、良く焼いた肉や野菜、アボガドのワカモレなどを挟んで、テキーラを飲みながら食べたタコスは本当に美味しくて、その後何度も通いました。
その後、日本でもタコスを食べる時があるけど、トルティーヤや具材は現地のものより味も質も違う。特にトルティーヤはイマイチに感じます。本当の本場の味のタコスを出す店が出て来てほしいと思います。
2、昔メキシコに住んでいたことがあるのだけど、日本のタコスはやっぱり本場のタコスではない。確かにトルティージャは本場のものに近いものは出てきたけど、中の具材がだいぶ違う。独自のアレンジは加えなくていいから、本場の味のものが食べたいな。昔阪急三宮駅の近くにあったとても小さいタコス屋さんは本場の味に近かったんだけど、今はなくなっちゃった。まぁ、日本によくあるTex Mexも、決して嫌いではなく、あれはあれで美味い。でも、それってカリフォルニアロールも美味しいことは美味しいよねって言ってるようなもんで、やっぱり本場の味ではないんです。
3、メキシコに住んでた時にタコスをよく食べてたけど、向こうは1つ100円しない(50円~80円)くらいリーズナブルで、気軽に腹を満たしたい時に3つ4つ頼んで食べられるものだった。
日本のタコスは物によるけど1つ500円~とかで、2つ食べたら余裕で1000円超えるのに全然満足感は無い。あと日本のタコス生地は本場メキシコと違ってトウモロコシ粉100%ではなく小麦粉などを混ぜたものなので、メキシコ好き、タコス好きとして日本でタコスブームが過熱するのは嬉しいことだけど、あくまでも日本のタコスは“タコス風タコス”と捉えた方がいい。
4、1980年代から日本で一進一退で粘り強く商売しているタコベルに追い風となるといいですね。メキシカンはたまに食べるとおいしいですが、日本人の味覚では頻繁に口にする味ではないんですよね。日本ではフードコートのような場所で選択肢の一つとしてやってるのがいいと思います。路面店でマクドナルドのように集客する力はないでしょう。私は身近にあれば利用したいので、好機を掴んで浸透していって欲しいです。よくスーパーで売っている、オールドエルパソのタコキットで作るオリジナルタコスもおいしく、楽しめますよ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f9cf27c650d88d222a1a1c845f58ca79058be568,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]