6月23日、参議院は海外など対外活動で使用する英語表記を、現在の「House of Councillors」から上院を意味する「Senate」へ変更することを決定した。青木参院議運委員長は、従来表記が国際会議や海外派遣で日本の国会の院として認識されにくい場面があったと説明。議員の海外派遣、外国要人との会談、名刺などで順次変更し、肩書表記は8月から先行使用する予定。

参議院の英語表記変更は、単なる翻訳の修正ではなく、日本の国会制度が国際社会でどう見られるかという問題だ。しかし、これまで長年使われた表記が認識されにくかったなら、その原因を放置してきた運用にも問題がある。名称だけを変えて満足するのではなく、本質は情報発信力と国際対応力の不足にある。今後は、①海外向け広報資料を全面的に見直す、②議員や職員への国際対応研修を強化する、③政府機関全体で表記や発信基準を統一するなど、実効性ある改善が必要だ。
国際舞台で存在感を示すには、看板を変えるだけでは足りない。中身を磨く努力こそが、真に信頼される国会への道である。国民が求めているのは、英語名の変更による見栄えの改善ではなく、政治の透明性や説明責任の向上だ。世界に通じる名称に変えるなら、同時に世界に誇れる議会運営へ変わる覚悟を示すべきである。
ネットからのコメント
1、英語母国語の知人によるとCouncillorsという語はいささか古い響きがあるらしい。ならばそもそも参議という語も日本人ですらよくわからない古い感じの語なんでそのままでもよかったのでは。そんなことより仕事ちゃんとしてね。
2、中身が伴ってくれれば?現状は似て否なる中身。議員定数を全県2名とし、比例を廃し所謂本当の意味での有識者達の集まりとする。衆議院の党の拘束を受けない完全に各議員の考えで動く集団であって衆議院の誤った動きを抑える役割をする等。
3、Senateと聞くと、世界中の多くの人はアメリカの上院をイメージするでしょう。C-SPANの米国議会中継を時々見ますが、アメリカ上院の選出議員は各州を代表して選ばれただけあって総じて雄弁でしかも皮肉もうまく、関連資料も良く調べていて(各議員が抱える調査チームが有能なのかと)議論も見ごたえがあります。
あのイメージと日本の参議院との乖離が大きすぎて、ちょっと心配になります。
4、最近の衆議院選挙は寝込みを襲うように突然解散選挙して、準備もままならず、その時のムードだけで決まってしまう恐れがある衆議院が優先されるのは仕方ない面もあるけど、きっちり任期で選挙している参議院も頑張ってほしい
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e0d6feeca95059636287849999533d0ada7fc0ab,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]