【事件概要】
2024年6月、日本と外交関係樹立70周年を迎えるラオスで、日本人による児童買春の横行が深刻な問題となっている。首都ビエンチャンでは小中学生を買春対象としたSNS投稿が複数見られ、在住日本人女性によって2万5千筆を超える署名が大使館に提出された。これを受け、在ラオス日本大使館は6月17日に異例の注意喚起を発出し、国外でも児童買春は処罰対象であると強調した。
貧困が深刻化するラオスの社会背景と相まって、人身売買や子どもの搾取が拡大しており、11月に予定されている愛子さまの公式訪問にも影を落としつつある。
【コメント】
日本人によるラオスでの児童買春――これはもはや「一部の異常者の問題」ではない。なぜなら、買春目的でラオスを訪れる日本人が後を絶たず、SNSでその蛮行を自慢するような投稿すら散見されるからだ。ここには明確に、日本社会の倫理感の劣化と、法の抑止力の欠如が浮かび上がる。
問題の根幹には、国外での性犯罪への日本の追及姿勢の甘さ、そして海外の貧困を「欲望の市場」として見なす歪んだ意識がある。買春が犯罪であることすら理解していない者が存在する現状は、教育の崩壊そのものだ。
今こそ制度と運用を一新すべきだ。①国外犯を厳しく処罰する法整備と運用の徹底、②渡航前教育の義務化と違反時の刑事責任明示、③児童保護NGOとの連携による情報収集と現地対策の強化――この三本柱が不可欠だ。
ラオスの子どもたちは、日本の「恥部」の犠牲者ではない。彼らを搾取する者が日本人である限り、国の誇りなど語る資格はない。愛子さまの訪問が、日本が加害国から支援国へと生まれ変わる契機となるべきだ。
ネットからのコメント
1、バブルの頃あたりはフィリピンとかもあったんじゃなかったかな。日本人だろうがほかの国だろうが現地の子供たちになんて酷い真似をしているんだと愛子さまでなくても心痛だし憤りもしますよ。高嶋さん杉さんのご尽力に感謝です。
2、米国などでの売春が多くなりハワイなどでは入国拒否される女性もいるようですが、男性も負けずに東南アジアで日本人のイメージを落としています。政府はこういった行動を放置せず、売春買春に限らず海外で摘発された者に対してはパスポートの効力停止や更新が出来ない様にした方が良いと思います。
3、>もし愛子さまがご滞在中に、日本人による買春が報じられたり、さらに邦人が逮捕されるようなことがあれば、せっかくの親善に水を差すばかりでなく、ラオス国民の対日感情が悪化しかねません。むしろ全員捕まえて実名を公表すれば良い。
その事が何よりの防止策になると思うけど。
4、これは本当に恥ずべきことだと思います。愛子さまが憤るのもごもっともです。児童買春をしている人はどうしてこうせざるを得ないのかなんて考えてもいないだろうけど、我が事もしくは自分の親や娘がこうだったらと想像を巡らせたらわかることなのにと思います。ラオスの人たちの尊厳を守られるようなそんな環境になってほしいと願います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/efb5d133dbb7c1f4df44ad988d21ce472e828f95,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]