日中戦争中の「南京大虐殺」を描く映画「南京写真館」が中国で公開され、今年夏の興行収入で首位を記録した。この映画は1937年の南京陥落を背景に、日本兵により多数の中国人が虐殺される残虐な描写を含み、対日感情の悪化が懸念されている。7月25日の公開以降、6千万人以上が動員され、興行収入は23億元(約470億円)を超えた。映画の内容は、中国人が写真館で虐殺を示す写真を発見するストーリー。
これを記念するために製作され、中国国内で愛国心を促進する一方、経済や政治の問題から国民の注意を逸らす意図があるとの批判も見られる。
この映画の公開は意図的な国民感情の操作と歴史の利用という点で重要な指摘が必要です。南京事件の悲劇を描くこと自体は理解できますが、政治的意図を持って観客の感情を操作し、日中関係に負の影響を与えることは受け入れがたい現状です。問題の本質は、歴史的事実を一過性の愛国心喚起の道具として利用することであり、これにより将来的な国際関係の構築が阻害される可能性があります。解決策としては、教育やメディアにおける歴史の客観的な扱い、互恵的対話の促進、若者向けの多国間交流プログラムの実施などが挙げられます。歴史を土台に新たな憎しみを生むのではなく、未来の平和への基盤として活用するべきです。
ネットからのコメント
1、岩屋外務大臣も石破総理も日中関係を大切にするなら、このような時こそ、しっかり真実を説くような抗議という仕事をするべきだよ。
2、たかが一度戦争に負けたくらいでしかも、日本は米英に負けたわけで中国に負けたわけではない。何故、戦後80年以上もここまで叩かれる続けて、なおかつ卑屈にならなければいけないのか。もう中国相手に媚び諂いばかりの現政権にはうんざりである。
3、南京大虐殺は戦時下の占領地で発生し、犠牲者には捕虜となった中国兵も多数含まれていました。一方、文化大革命は平時に自国政府の政策と国民同士の迫害によって引き起こされたもので、犠牲者の多くは一般市民や知識人でした。戦争中の虐殺は異常事態の中で発生する悲劇ですが、平時の国家主導の大量迫害は、社会の信頼や倫理を長期にわたり破壊します。
犠牲者数の規模、発生期間、そして加害者が同胞である点を踏まえると、人道的観点では文化大革命のほうがより深刻な惨事といえるでしょう。
4、記事の表現はマイルドで、地図で日本の部分を泣きながらグサグサ差していたり、大事にしていたアニメグッズをハサミで切っている動画を見ました。先日TVで垂前中国大使が、南京の虐殺記念館を訪問した時体験談を話していましたが、昔は残虐な展示の後に「今は日本とこんなに仲良しですよ」ということをアピールするコーナーがあって、引率の先生が一生懸命生徒に説明していたのに、今はそのコーナーが無いとのことでした。日本では歴史上の出来事の評価の問題と捉えがちですが、あちらにとってはつい昨日の出来事で、共産党の教育もあって日々憎悪を滾らせるような燃料が投下され続けている状況だと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/2f35998c64af64532479849dcfdaad3dd8462549,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]