30日、ニューヨーク外国為替市場で円相場が対ドルで急騰した。日本時間30日午後10時半過ぎから約50分間で円は5円近く上昇し、一時1ドル=157円97銭を記録。5月中旬以来約2カ月半ぶりの円高水準となった。市場では日本政府・日銀による大規模な為替介入の可能性が取り沙汰された。その後は反動でドルが買われ、159円台で不安定な取引が続いた。
急激な為替変動が市場を揺さぶる状況は、単なる一時的な値動きでは済まされない。政府や日銀が介入観測を招くほど円安対策に追われている現状は、経済政策の信頼性や市場との対話不足を浮き彫りにしている。短時間で5円近く動く相場は、輸入企業や生活者に大きな負担と不安を与える。問題の本質は、場当たり的な対応で為替の安定を維持しようとしている点にある。必要なのは、①金融政策の方向性を明確に説明し市場の予測可能性を高めること、②物価高や賃金停滞への根本対策を進めること、③為替変動の影響を受ける企業や家計への支援策を整えることだ。通貨の価値は操作で守るものではなく、健全な経済基盤によって支えられる。
小手先の介入で時間を稼ぐ政治より、国民が安心できる長期的な経済運営こそ求められている。
ネットからのコメント
1、さすがに円安を容認する姿勢だった高市総理でも、このまま放置できる状況ではなかったのでしょうね。ただ、今回の介入だけで流れが大きく変わるとは思えません。結局は焼け石に水という印象です。日米の金利差が大きい限り、円を買う流れは長続きしにくいと言われています。市場は介入の有無だけでなく、今後の日銀の金融政策やアメリカの利下げ時期にも注目しています。根本的な環境が変わらなければ、円相場は再び不安定な値動きになりそうです。
2、「また政府・日銀が介入っぽいことをして、投機筋にごちそうしてるだけでは」と冷めた目で見てしまいます。最近も160円近辺まで円安が進むたびに円買い介入が入って一瞬だけ155〜157円台に戻るパターンが繰り返され、「157円を防衛ラインにした“お年玉相場”」とまで皮肉られてきました。でもガソリンも食料品も電気代も高止まりのままなら、生活者から見れば焼け石に水。イベント介入を何度繰り返しても、賃金・物価・金利の根本を直さない限り、最後にツケを払うのはいつも私たちだと思います。
3、為替介入しても、放漫財政で円が大量に刷られることがわかっているから、すぐに円安に向かっています。今回は戻るのにそんなに時間はかからないと思います。それ以上に、あと何回も介入できないから、さらに円安が進むでしょう。国民、特に給与所得のない世帯は、円安物価高により、生活がどんどん苦しくなりますね。消費税減税でさらに円安物価高にブーストがかかり、高市を選んだことを後悔するでしょうね。
4、円安を是正するためには中長期には日本国内で革新的なモノやサービスを生み出して対日投資と輸出が増えるトレンドを作るしかない高市政権の方針は、短期では為替介入でできるだけ円安スピードを抑えつつ、中長期では先日発表した戦略17分野への投資で国内産業の競争力を高めて自然と円の価値が高まる環境を整えるということだと思う
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/75635c4133f642e44733ba71dcba7ce276127594,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]