半導体大手キオクシアHDの株価が急落した。2026年7月29日、一時前日比15%安の3万7650円、終値3万8380円となり、6月22日の上場来高値11万2700円から約1カ月で7割弱下落。7月17日と28日にはストップ安を記録した。背景には特許訴訟、世界的な半導体株売り、需給不安がある。

キオクシア株の急落は単なる一企業の問題ではなく、過熱した市場心理と半導体産業の構造リスクを映し出している。好業績だけを根拠に株価上昇を正当化し、供給過剰や競争激化への備えを軽視する風潮は危険だ。本質的な問題は、短期的な期待で資金が集中し、長期的な産業分析が後回しになる市場の弱さにある。改善には、企業が①需要予測と投資計画を透明化する、②株主や投資家がリスク情報を正確に開示・評価する、③政府や業界が技術競争力と供給網強化を進めることが必要だ。
さらに、金融市場も目先の数字だけで企業価値を判断せず、持続的な成長力を検証する姿勢が求められる。株価の熱狂を追うだけの市場ではなく、実力と持続性を見極める市場こそ健全である。夢だけで膨らんだ評価は、現実の前では必ず修正される。投資家も企業も、一時的な利益ではなく、将来への責任ある判断を積み重ねなければならない。
ネットからのコメント
1、結局、投資資金の動きだけでこれだけ企業が影響を受けている。投資家は結局自分達の利益のためだけに動き、経済学の教科書のように企業のためには動かないということ。こんな資本主義で本当に大丈夫なのだろうか?株の時価総額で会社の決算を行うのが本当によいのかも疑問である。最近上場廃止をする企業も多いが、企業の選択肢として大いにありえる。
2、もはやファンダメンタルや、業績は株価に関係ないかと。みんな業績がある程度良いことなんて素人でも知ってるし、時価総額が大きすぎるから簡単には価格は動かない。どちらかといえば、一度急騰して暴落したことで需給の状態がかなり悪化している(高値掴みのやれやれ売り、リバウンド狙いの短期信用買い増加、再暴落が怖いので早く利確してしまうという心理状態の変化など)から簡単には価格は元には戻らないかと思います。
3、キオクシアは半値8掛け2割引きの調整水準まで落ち込んだ。PERは一桁で今の倍の値段していても安すぎる水準。好決算を発表しても材料出尽くしで売られるケースも減益発表して悪材料出尽くしで買われることも少なくない。とりあえず決算内容と市場の動向見てからでないと
4、人間の欲深さが良く分かる株価の動きですね。考える事は皆同じ、株をやる人は一儲けしたい、その為には既存の大企業株なんて安定しているものの大馬鹿する事は無い。
新しい投資先に注視し、今がチャンスと見ると投資する。しかし乗り遅れた方にはチャンスなし。まあ給与も余り上がらないので株投資は自然の流れだと思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/5fe4495cbc506f042ad84fd739119082860b0996,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]