ホンダが国内でのミニバン「オデッセイ」の販売を2023年度内に終了すると発表しました。オデッセイは1994年に発売され、累計125万台を販売した人気車種でしたが、直近ではピーク時から販売台数が9割以上減少。2021年末に国内生産を終了後、中国から輸入して販売を再開しましたが、需要が低迷。2025年には国内販売がトヨタの「アルファード」との比較で約8万台の差がつき、競争力が低下しました。ホンダはこれにより国内ミニバンを2車種に集約し、代わりに大型SUVを投入予定。背景には、中国工場の稼働調整や財務赤字改善の必要性があり、次なる一手として四輪事業の再建を急ぐ構えです。

オデッセイの国内販売終了は、一つの時代の終わりを象徴する出来事と言えるでしょう。かつてミニバンブームを牽引したブランドが、長年築き上げた市場を去る背景には、需要の移り変わりやライバル車に対する競争力の低下が見られます。
まず、国内生産終了による「地元愛」の喪失が顧客離れを加速させたことは否めません。また、価格帯と付加価値の再配置に失敗し、高価格帯市場で「アルファード」の牙城に挑めなかったのも事実です。さらに、中国工場の稼働率低迷が戦略転換を迫った点も影響しています。
これを受け、ホンダが生き残るための鍵は以下の三点にあると考えます。一つは、ミニバン市場から撤退するのではなく、地元生産を復活させ地域特化型モデルの再投入を検討すること。次に、EVやハイブリッド技術を駆使して、競争力を再構築すること。そして、魅力的なブランド発信と販売戦略の刷新に注力することです。
ホンダがミニバン市場で失った存在感を、新たな分野で取り戻す鍵は「革新」にあります。栄光の時代をつくった勇気を再び取り戻し、新時代に挑むことを切に願います。この変化で日本の自動車業界が再び活気を取り戻すことを期待しています。
ネットからのコメント
1、復活したと思えば消えを繰り返すホンダ。でも正直オデッセイの立ち位置は売り上げの面を考えると難しい部分もあったと思う。
まず、中国製と言う点で懸念してる人も少なからずいたと思う。500万円以上もする車を買うのに製造は中国製ですと言われたら中々気が引けるのも分かる。そして、ミニバンとしての立ち位置が確立しなかった事もある。ホンダは、比較的手頃に買える小型ミニバンならフリードがあるし、それなりに人も荷物も乗せたいとなればステップワゴンがある。あとは価格帯の面もあると思う。一頃前のモデルに比べてステップワゴンのサイズも多少大きくなったし、価格も400万円を超えるモデルもある。質感もそこそこあるモデルも選べて、使い勝手も良いとなれば、わざわざ中国製のオデッセイを500万円以上かけて買おうと思う人は少ないかもしれないし、販売台数に表れている。
2、個人的には現行のオデッセイ、他のミニバンと比較して全高の低さとデザインが好きで購入も検討したが一番のネックはクオリティの割に高いこれは現行ホンダの車ほどんどに感じることだが機能性が他社と比べて突出して良いわけでもなく、逆に少し足りない部分があるのにも関わらず他社と同じか高い金額帯になってて割高に感じることが多いいまのままだとトヨタに乗り換えする人はより加速するだろうね
3、確かに年販9万台(アルファード/ベルファイア)と8千台とでは差が開き過ぎているが、それにしてもホンダはあっさりと生産中止にし過ぎる。せっかく長い時間かけて浸透させてきたオデッセイという車名なのだから大切にするべき。数年後に復活の芽も残るが、廃車と復活を繰り返しているとユーザーの印象は良くない。噂では2.500ccの内燃機関と2モーターを併せた新型のハイブリッド・パワーユニットを開発中との事。それが新型のワンボックス車に搭載されるのだろうか?
4、初代の丸っこいデザインは好きだったけどなぁ。曲線美というやつ。だんだん『普通のクルマ』になっちゃったからなぁ。考えてみればトヨタのハリアーも、初代のシルエットが一番美しかった。モデルチェンジって難しいね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f165ee2f30783c644694504b608e1456799ec014,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]