7月21日、女子テニス協会(WTA)は出場資格に関する新規定を発効した。女子選手は生物学的女性であることを確認するSRY遺伝子検査を1度受けることが義務化され、検査結果が陰性の場合のみ出場可能となった。規定では、法的性別や性自認ではなく検査結果で生物学的性別を判断すると定め、公平な競技環境の維持を目的としている。

競技の公平性を守るという目的は理解できる。しかし、選手の身体的情報を一律検査によって管理する制度は、単なる競技ルールの変更ではなく、人の尊厳やプライバシーに関わる重大な問題を含んでいる。公平を掲げる一方で、個人の多様な背景を十分に考慮しない仕組みになれば、新たな不公平や排除を生む危険がある。問題の本質は、競技の平等と個人の権利をどう両立させるかという点にある。今後は、①医学・法律・人権分野の専門家を交えた透明な基準作り、②選手への情報管理と心理的保護の徹底、③独立した第三者機関による審査制度の導入が必要だ。
勝利の価値を守るために人を傷つける制度では、本当の意味でのスポーツ精神とは言えない。公平とは、誰かを排除することではなく、納得できる基準を築くことから始まる。
ネットからのコメント
1、フィジカルスポーツは、文字通り身体の能力に基づくパフォーマンスで競われるものです。パフォーマンスの発揮には、もちろんメンタル面も関係しますが、身体の強さと培った技術がベースになることは間違いありません。身体の強さについては、男女の体の構造の違いから、トレーニングで乗り越えられない差があります。身体の性で区別することは合理的であり不可欠です。
2、近年、「差別反対」や「多様性」という言葉が独り歩きし、本来守られるべき女性アスリートの権利や活躍の場が脅かされるという本末転倒な状況が続いていました。法的性別や自己認識ではなく、「科学的・遺伝子的な真実」に基づいて出場資格を定義した今回の規定は、行き過ぎたジェンダー論議に対する非常に強い警笛となります。女性たちが何十年もかけて築き上げてきた女子スポーツという枠組みと歴史を守るためには、客観的でブレない基準が必要です。
「多様性の尊重」という美名のもとに競技の公平性を歪めてはならないという当たり前の事実に、世界がようやく立ち返り始めたと感じます。
3、競技スポーツでは、選手の努力だけでなく、身体的な条件も結果に影響します。今回のSRY遺伝子検査の義務化は、純粋に競技の公平性を守るための現実的なルールだと思います。生まれ持った染色体や遺伝子の違いを基準にしないと、これまで努力してきた女子選手たちがフェアに戦えなくなってしまいます。多様性を認めることと、ルールとしての公平性を保つことは、別々に分けて議論していくべき問題だと感じます。
4、世界的なスポーツ界のLGBTQ容認、ジェンダーレス化に対し、はっきり「NO」を突きつけた素晴らしい決定。っていうか、実に当たり前のことなのだけど、当たり前を当たり前としない風潮に正面から反対する素晴らしい対応です。他のスポーツも見習ってほしいです!
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/6aad23231283d2bdeb0c1c9aa00180f4c50ad045,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]