高市政権の物価高対策が混乱を招いている。特に「おこめ券」の配布は評判が悪い。おこめ券はコメ購入専用の商品券で、自治体を通じて各世帯に配布されるもの。しかし、配布の決定権があるはずの自治体が、農林水産相の発言を政府からの強制と捉え、多くの自治体が不満を示している。さらに、この施策はコストが高く、500円の券でも実際には440円分の商品にしか交換できない。

また、配布は政権の農業政策と矛盾しており、コメ価格高騰を招く恐れがある。現金配布案が過去に批判されたが、結局は旧政権と変わらぬ政策に戻っているとの指摘がある。

おこめ券の配布問題は、高市政権の政策の矛盾を浮き彫りにしています。特定の商品に限定される商品券は、国民にとって柔軟性が低く、コストも高い。この施策が国民の期待に応えるものか、深く疑問を感じます。問題の背景には、農業政策の方向性を示さず、ただコメの価格引き上げを狙う思惑が潜んでいるかもしれません。このような政策は、物価高に苦しむ国民を助けるどころか、更なる混乱を招きかねません。具体的な解決策として、現金給付の再検討や、地域の判断に委ねる柔軟な支援策の導入、さらには透明性の高い情報提供が必要です。いかに国民の声を無視すると、政権が石破政権と変わらない体質に陥っているかが明白に。

このような政策の迷走を早急に解消しなければ、政権の信頼は失われ、国民の不満は増すばかりです。自民党の体質を変えるには、発想の転換と行動の変革が求められるでしょう。

ネットからのコメント

1、米の消費量が減っているので減産。ただ消費量が減った理由は需要が低い訳ではなく、米価格の値上がりから欲しくても買えないと言う理由も多い。減産すればより販売価格はより高値にシフトする事になり、更に消費量が減るという、農水省の政策としてはあり得ない農業の縮小に繋がる。

2、アメリカでは日本のコシヒカリが2980円で売られています。これは輸出米には一反(10アール)あたり4万円の補助金が出るからです。補助金って言っても我々の税金ですよ。日本人が米が高くて買えなくて困っているのになんで我々の税金を使って外国に安く日本の米を食べさせてあげなくてはならないのか！補助金を出すなら日本人が安く米が買えるように主食米生産のために補助金を使うべきです。お米券などという下らないことをやってるヒマがあるなら外国ではなく日本人のために補助金を使えという話。

3、そもそも高市を首相にした時点で、過去の自民党政権に戻ることは必至。石破が新しいことをしなかったというのもあるけど、あの人はそもそも自民党内で人望が無かった。いくら権力を持たせたところで一人の人間が出来ることは限られてるし、一人の代表を立てて、それを支えるチームで国税にあたらなければならないのに、昨今の自民党は足を引っ張り合ったり協力しなかったり。個々の議員にも｢反省｣は無くて、一度吸った甘い汁の味を忘れられずに同じことを繰り返す。もう自民党を解体しないと、この国は先に進めなくなってきているのではないかと思う。

4、自民党だけでなく政治家は裏金など汚職が蔓延っていますよね。特に安倍政権の時は、ひと時代遡ったような金と政治の問題が着いて回りましたよね。高市総理が安倍元総理の意思を引き継ぐということは、それも含めてという事でしょう。政策をとるか、清廉潔白をとるか。今の高市政権は国民にとって爽快で気持ちいい活動をしていますが、結局のところ国民は暗い部分に自ら目をつぶってしまっているのでしょうね。私自身もそうですから。