2025年12月、フィンランドでミス・フィンランドに選ばれた女性が「つり目」ポーズをSNSに投稿し、人種差別として批判が殺到しました。この騒動はフィンランドのオルポ首相がアジア諸国に謝罪する事態にまで発展。右派政党の国会議員らが抗議のために同様の写真を投稿したことで、さらに問題は深刻化しました。日本では情報番組「サン!シャイン」で取り上げられ、MCの谷原章介さんが北欧の人権イメージが変わったとコメント。
同時に、フリーアナウンサーの神田愛花さんは自身の差別体験を語り、日本人が「差別を受ける側」としての認識を持つ必要性を訴えました。

この事件は、人権意識の高いとされる北欧における矛盾を浮き彫りにしました。フィンランドの国会議員らの行動は、善意とレベルの低さが同居する不条理な現状の反映です。問題の本質は、制度的な差別意識の欠如にあります。その背景には、意識改革の遅れや教育不足があると考えられます。解決策として、まず教育機関や企業における多文化教育の強化が求められます。次に、差別行為への法的制裁を強化し、再発防止を図ることが重要です。最後に、社会全体で差別を見過ごさない文化を育むことが必要です。北欧の国々が誇るべきは、その高い人権意識です。しかし、今回の事件はその価値観を貶めるものとなっています。
強い倫理観と均衡を取り戻すための具体的な行動が、今まさに問われています。
ネットからのコメント
1、一部の人だけで全体では違う、という論調で擁護する人がいますが個人の炎上系ユーチューバーがやってるのならともかく国民に選ばれた国会議員が後乗りでわざとやっているわけで単なる炎上騒動と今回の話は全く異なります反差別を謳う国の議員が騒ぎになった後で意図的にこのような行為をしているわけですから国自体のイメージと結びつけられても仕方がないでしょう
2、何故かフィンランドは人権先進国なる評価になっていたようでそれを信じていた方は裏切られたと感じているようです。しかし、勝手にイメージを作っていただけのことであり、元々、人権先進国では無かったと言うことです。欧米諸国で人種差別のDNAが無い国は無いでしょう。これは人種差別が無い我々には理解し難いことです。何事も、出羽の守的はやめたいものです。
3、「僕たちの中にも無意識に差別的なことをやっていることもあるかもしれない。今回の件を他山の石としてとらえる必要がある」これはとても大事な感覚。
この方々がどうかは知りませんが、ほんとに差別意識なくやってる人もいる。このタイプは大抵は自分がやられても寛容で、逆に他人にも無頓着なことが多い。逆に言うと、この件をそこまで気にしない人は、他者にも気付かずやってることがある。(もちろん全員ではない)私はこっちのタイプなので気を付けるようにしてます。ただ、たまに自分には甘くて他人に厳しいタイプがいるのが解せませんが。
4、海外での差別でいうとレストランで明らかに白人よりも良くない席に通されたりとかがあります。やってくる店員は本当に自然にやるので身に付いてるものなんだろうなとは思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/a378a1395715c14adc0ccb595d551322ee4f7a13,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]