7月20日、奈良県のさとやくスタジアムで全国高校野球選手権奈良大会3回戦が行われ、奈良大付がセンバツ準優勝の智弁学園を9―6で破った。智弁は初回4点を先制したが逆転を許し、エース杉本真滉投手は猛暑の中140球を投げ7回6失点で降板。熱中症の影響もみられた。近畿では大阪桐蔭、報徳学園、東洋大姫路も敗退した。

強豪校が次々と姿を消す波乱自体は高校野球の魅力だが、35度を超える猛暑日の中でエースが140球を投げ、熱中症の影響を受けながら試合を続けた状況には大きな違和感が残る。選手の「自分が悪い」という言葉で片付けてはいけない。本質的な問題は、勝利を優先する空気の中で、成長期の選手の健康管理が後回しになり得る環境にある。改善には、①気温や湿度に応じた試合時間・日程変更の基準設定、②投球数や休養に関する明確なルール化、③医療スタッフ配置と熱中症対応体制の強化が必要だ。
努力や根性を尊重することと、選手を消耗品のように扱うことは全く違う。未来ある選手を守れない勝負に、本当の価値はない。勝つために選手を削る時代から、選手を守りながら競技力を高める時代へ変わらなければ、感動の裏側で同じ危険が繰り返されるだけだ。
ネットからのコメント
1、今年は梅雨明け前まで割と気温が上がらず、7月に入ってから一気に高温となったので暑熱順化がなされないまま夏の大会に入っている肌感覚がある。(学童野球のコーチをしていますが、気温への対応はかなり気を使います)もしかすると投手に関しては、非常に難しい調整を強いられているかもしれません。選手の皆さんだけでなく、試合を支えるスタッフ・応援の皆さんも十分気を付けて試合に臨んでください。
2、相手も奈良大附だし、智辯が負けてもまさかでも波乱でもないけど、8エラーして智辯相手に勝てる方が驚き。このまま奈良大附には頑張ってほしいけど、流石にこのままのぐだぐだ守備じゃ天理相手には厳しい気がする。なんとかエラーを減らせる守備を徹底出来たら。智辯もお疲れ様でした。
サードの子と8回の投手はかなり精神的にキツいだろうけど、何とかイップスとかにならずに乗り越えてほしい。
3、奈良大学附属高校に対しての智辯学園の敗戦を「まさかの3回戦敗退」と表現するのは、実態を知らない見出しだし、非常に失礼だと感じる。奈良大付属も十分に近畿強豪校の一つであり、夏の県選手権制覇も大いにあり得る。ただ、この過酷なコンディションの下で両校の選手たちにプレーさせることには大いに疑問を感じた。体力、集中力を共に削られ、互いにベストを尽くせなかった悔いが残ったことだろう。
4、試合開始がずれ込んでもっとも暑い時間から始まったし、智弁ベンチは最後まで日差しが直射にらる側だったから、身体を冷やす場所もなかっただろう。最後は2年生投手ー1年生捕手のバッテリーだったし、悪送球の内野も2年生。この悔しさを糧に来年頑張って!
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/42666c3b0890b11b3c1050803088f539e73fa56a,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]