この事件は13日正午すぎに佐賀県有田町の陶山神社内の踏切で発生しました。神社は境内を電車が走ることで知られる観光地であり、台湾から訪れた55歳の観光客、呉秀蘭さんが列車にはねられました。事故は午前0時半ごろ、神社内の踏切で「列車と歩行者が接触した」との通報により確認されました。呉さんは写真を撮るために踏切に入ったとみられ、運ばれた病院で約1時間半後に死亡が確認されました。
この事故によりJR佐世保線や鹿児島線の一部区間で運休や遅れが生じました。踏切には遮断機はなく、当時警報器が鳴っていたとされています。警察は事故状況を詳細に調査中です。
この悲劇は、観光地ならではの特有の危険を示しています。陶山神社内の踏切事故は、その場の危険性を観光客に十分に伝えていない現状を批判することができます。これは単なる偶然の悲劇ではなく、事前の防止により回避可能な事故の一例です。まず、観光地として人気のある場所であるならば、踏切に遮断機を設置し、視覚的にも安全性を強化することが求められます。また、境内に立ち入るすべての訪問者に対して、場所とその周辺の特異な状況を明確に示す標示や情報提供が必要です。さらに、観光地としての責任を持って、安全対策を定期的に見直し改善する体制を構築することが不可欠です。
この事故は、個々の行動の危険性を超えて、観光地としての安全管理に対する責任とその改善の必要性を再認識させます。安易な関心が悲劇に繋がらないよう、社会としての取り組みが問われています。
ネットからのコメント
1、海外旅行するのなら最低限、その国の常識や法律は知っておくべきだと思う。写真撮影の為に踏切内に入ることは非常に危険だし、鉄道営業法でも禁止されている。電車が通過するときに警告音も鳴っていたはずだしね。亡くなられた方は可哀そうではあるが、防げた事故でもある。事故に遭遇した運転士の方や、事故による影響を受けた乗客の方は災難だったとしか言いようが無い。
2、ここの踏切は陶山神社の境内にあって、遮断機もないので、線路に入って写真を撮る観光客が多いです。通過する列車に近付き過ぎたのか、何かに夢中になって列車が近づいてるのに気付かなかったのか。
3、子どもの頃、家の側の線路で人身事故があり、遺体の処理を手伝った車掌さんが直後に心臓麻痺で亡くなったと聞いたので、こういう勝手な理由で事故を起こす事にすごく腹が立ちます。いい歳して何を考えて生きているのでしょうか。
4、神社前の踏切事故とニュースに出てましたが、やはりここですか。警報機はあるので注意して横断すれば事故にはなりませんが、SNS目的で踏切にいれば電車に接触します。迷惑かけないで下さい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/20bb97c1841b6b2412ccc4e9d66d022861b1ee91,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]