大相撲名古屋場所千秋楽の7月26日、IGアリーナで横綱・大の里(二所ノ関)は関脇・琴勝峰(佐渡ケ嶽)を押し倒し、2場所連続休場明けの場所を9勝6敗で終えた。左肩負傷の影響で安定感を欠き、2桁勝利には届かず、八角理事長は来場所に向けて徹底した稽古を求めた。

横綱が結果を残せない現状に厳しい声が出るのは当然だが、「昔ながらの根性論」だけで復活を求める姿勢には疑問が残る。肩の負傷から戻った力士に必要なのは、ただ泥だらけになる練習ではなく、再発を防ぎながら強さを取り戻す科学的な取り組みである。問題の本質は、伝統を重んじる一方で、現代のアスリート管理や故障対策が十分に進化しているかという点だ。
改善には、①医療スタッフと連携した長期的なコンディション管理、②けがの原因を分析した個別の稽古計画、③精神面の支援を含めた横綱育成体制の整備が必要だ。
強い言葉で奮い立たせる文化だけでは、本当の強者は育たない。横綱に求められるのは苦行に耐える姿ではなく、責任を背負いながら最高の状態で土俵に立ち続ける力だ。根性を尊ぶ時代から、知恵で強さを築く時代へ変わらなければ、伝統そのものが未来を失う。
ネットからのコメント
1、一番情けないのが、そういう苦言を呈さなければならない横綱の昇進を承認した張本人が苦言を呈していること。自身が理事長を務める協会が昇進を承認した横綱が不甲斐ない成績を残しているのなら、そういう横綱を誕生させてしまった責任を取って協会トップが取るべきだと思うのだが。
2、怪我による休場明けで、勝越しは御の字じゃないのかね。まずは横綱昇進から優勝ゼロ、休場ばかりの豊昇龍に苦言だと思うし、早々に昇進させた協会の責任を問うべきじゃないか。怪我は多いし立ち合いに手をつかない力士が多くて礼儀とかももっと教えて欲しいわ。
3、八角親方強かったっけ。千代の富士の影に隠れて目立たなかった。大の里は横綱として最後まで取り切った。豊昇龍は逃げた。理事長は力士を誉めるもの。
負け越しを恐れず最後は横綱として土俵を締めた。立派だ。北勝海なら今の大の里には太刀打ち出来ないはず。今の力士は当時よりずっと強い。
4、どこの誰が横綱の実力を備えていない大関を横綱に推挙したのか考えたほうが良い。並外れて強い大関しか横綱にしてはいけない。大の里は大関なら合格点だろう。でも横綱になってしまったものは仕方ないですし、場所を務めきったことは立派です。まず体調を万全にし、それから稽古に励み、横綱の力を付けて戻ってきてください。そして次の弱い横綱が誕生しないように、防波堤になって立ちはだかって欲しいです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b624b3359699aa829e9cd6689e72571c29b5af67,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]