広陵高校は、1回戦を突破した後の夏の甲子園出場を辞退しました。この辞退は、当時2年生の部員4人が1年生部員に対する暴力を働いたとの報告を受け、高野連からの厳重注意を伴って行われました。しかし、辞退の背景には、SNSでの誹謗中傷の広がりや学校への爆破予告などが影響しています。これに関して橋下徹弁護士は、「連帯責任」より「個人責任」を重視するルールを支持し、SNSの影響が強すぎると指摘しました。
制度上、この事件は「厳重注意」に値し、個人を処分するべきだとしています。
個人の責任を重視する風潮の中で、現在の制度はまだ完全には対応しきれていないようです。広陵高校の事件が示すのは、スポーツ界が新しいルールを浸透させ、過度なSNSの影響力に抗う必要があるということです。近年の社会情勢において、連帯責任ではなく個人の行動に対する処分が合理的とされているにも関わらず、今回のケースではその適用が実現されずに終わってしまいました。まずは、教育現場とスポーツ連盟が協力し、1. 学内コミュニケーションを強化、2. 透明な内部調査体制の確立、3. 外部からの圧力を適切に管理する体制を整えるべきです。それによって、個人責任を貫き、チーム全体が不必要に罰せられることのない、公正な環境を築くことができるでしょう。
これこそが、現代社会が求める真の司法の在り方であり、次世代への明るい価値の提供となるのではないでしょうか。
ネットからのコメント
1、連帯責任とすべきか個人責任とすべきかは議論が分かれるとは思いますが、いずれにしても大前提は、高野連と広陵高校が被害者に寄り添い、被害者へのお詫びと経緯の説明、被害者に対する誠意ある対応と関係する大人達の厳正な処分、これらをきちんと実施する事。これで始めてスタート地点です。ここをすっ飛ばして連帯責任か個人責任かを議論する事に意味はありません。今後の高校スポーツ界全体のためにも、適切な対応を求めます。
2、この番組見たけど、加害者のみ辞退して試合はやれば良いような進行でした、調査によってはまだ加害者が増えるかもしれないし、10人以上が関わっていれば出場停止とも行ってたので不透明な段階で加害者特定はできない。
むしろ辞退か遅すぎたことで色々な問題が上がっていることを報道すべきです。
3、1ヶ月間の出場停止と言ったって、ほとんど試合がない時期ではその意味をなさない。4人以下だったことにして注意で終わらせたり、何か問題を起こしても報告をオフシーズンにすれば大会出場に支障がないことを悪用する学校も出てくるのではないか。第一、暴行事件を起こした加害者側が大した処分もなく普通に活動できるのに、被害を受けた側が転校までする羽目になり、規定で試合にも出られないというのはどう考えてもルールに穴があると思う。守られるべきは被害者であって、被害者が活動を続けられるようにするために加害者側が即退部でもいいはず。
4、やったことは寮でやってるんだから、寮の他の部員は全くの無関係ですとは言えないだろうに、その時は知らなかったかも知れんが、発覚してからやれる事は有ったとは思う、それをすれば転校せずに済んだかも知れない少なくともその時点で全部員が野球部の危機だと認識し、うみをだして改善しておくべきだったんじゃないかな
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/549df2e8e0c70ef4a3da8640180a94208d63a51a,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]