漫画家倉田真由美氏は13日にX(旧ツイッター)で、学生時代のいじめの加害者についての私見を述べた。彼女は「いじめをした過去を笑い話にする人々がいるが、許せない」とし、広陵高校が暴力行為で全国高校野球選手権の出場を辞退したことについてもコメント。一部で「SNSのせいで辞退となった」と指摘されるが、倉田氏は「SNSがいじめを隠さずに済んだ」と擁護。
さらに、SNS規制により権力者が不正を隠す危険性についても懸念を表明した。
倉田氏が指摘するように、過去のいじめを軽んじる社会の風潮は深刻な問題です。特にヤンチャとして片付けられる行為の背後には、数々の未解決の心痛が潜んでいます。ここには、過去の罪を軽視し影響を受けた側の痛みを無視する社会の欠陥と無関心が存在します。その解決策として、まずは被害者の声を聴く文化を育むこと、次に加害者側への教育を強化し反省を促すこと、そして暴露されるべき不法行為に対する速やかな行政介入が求められます。SNSは小さな声を世に届ける重要なツールであり、それを圧殺するような権力の濫用は、いずれ社会全体の倫理感を鈍らせる結果を招くでしょう。この問題に向き合うことで、私たちの社会がより健全で公平な場所になることを願います。
ネットからのコメント
1、いじめた自覚があるほどのことをして武勇伝みたいなことを言う人間には何か天罰でも落ちればいいのに。私は小学校で クラスのほとんどに臭いとか汚いとか言われてとても辛かった思い出があるけど そのときの1人が 卒業文集で 自分はいっとき、いじめられて悲しかった。絶対に自分はいじめはしない、と書いていたのをみて 唖然とした。本当に あからさまないじめだけでなく、何気なくしたこと、言葉で人は意外と傷ついている。
2、イジメをしていたのをステータスのように語る大人って未だに大勢いるからなぁそういうのを見て育つ子供への影響もあるだろうし、イジメ加害者=能力が高い側というイメージを無くして、イジメ=人格に問題がある、又は何かしら欠陥がある、というイメージになっていくといいね
3、おっしゃる通りだと思います。広陵高校の件だけではなく、テレビやネットで昔のヤンチャやイジメを自慢げに話してるのを見るとイヤな気持ちになりますしイラッとします。被害者はトラウマになり、加害者の若気の至りでは済まされない事もあります。
4、一部の人が過激化する危険性もあるけど、SNSはないよりあった方が良い。権力者がSNSを規制したがるのは。それだけSNSが一般大衆の武器になっているということだ。安易に感情に走らず、SNSを上手く使って行きたい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c198752e0c2fe74e9f339ac1a765eab9487cf272,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]