米国とイスラエルによる対イラン軍事作戦を巡り、トランプ大統領が10月7日に自身のソーシャルメディアで「一つの文明が今夜滅びる」と投稿し、国内外で激しい議論を引き起こした。この発言は、国際人権団体が「ジェノサイド(集団虐殺)に該当する可能性がある」と警告するほどの波紋を呼び、民主党議員は弾劾手続きを要求。共和党内でも自制を求める声が上がる事態となった。国際社会では民間インフラ攻撃に対する非難が高まり、国際人道法違反の疑惑が提起されている。

トランプ大統領が「文明の滅亡」を仄めかす発言を行ったことは、民主的なリーダーとしての責務を著しく逸脱しています。国家元首が公然と暴力を称賛する危険性は、表現の自由の域を超え、国際的な安定そのものを脅かしかねません。根本的な問題は、米国の外交政策が力の行使ではなく、建設的対話や国際協調に基づいていない点にあります。
このような発言が、イランだけでなく周囲諸国をも巻き込んだ大規模な戦争の引き金になる恐れすら否定できません。
では、解決策として何が必要でしょうか。まず、国際ルールに従い、国連を中心とした多国間の調停を強化するべきです。第二に、米国議会は、大統領の発言や行動が法や合意を逸脱していないかを徹底的に監視する責任を負う必要があります。最後に、市民社会が政治的発言の責任を問う風潮を広げ、リーダーの暴走を牽制すべきです。
過去の私たちが築いた「法と倫理」に基づく秩序が損なわれれば、一時的な軍事勝利はあっても、最終的にはさらに深い亀裂を生むだけです。指導者に猛省と自制が求められる、この時代の真の敵は、暴力の連鎖そのものではないでしょうか。
ネットからのコメント
1、70人以上の民主党議員がトランプ大統領を弾劾、もしくは憲法修正第25条を発動して罷免すべきと声を上げています。自分が見た限りでは共和党議員からそういった声は上がっていないようですが、共和党はジェノサイドを肯定するんでしょうか。それともトランプ大統領が怖くて何も言えないんでしょうか。
トランプ大統領は1月に開催された共和党下院議員向けの政策会議で、共和党が2026年の中間選挙で勝利しなければ弾劾されるだろうと述べています。彼は弾劾決議を恐れているようですが、それを引き起こす可能性など何も考えずに発言したのでしょうか。1期目も相当酷い発言をしていましたが、ここまで酷くはなかったと思います。これ以上大統領の職務に耐えうる精神状態ではないのではないかと思います。
2、そろそろアメリカもトランプの弾劾に動き出す可能性が出てきたように思う。民主党は当然としても、共和党の議員たちも、このままでは中間選挙を戦えないとなれば「トランプ降ろし」に加わる可能性が出てくる。恐らく下院は間違いなく通過するだろう。上院の3分の2は高いハードルだが、もう少し機運が醸成すれば可能性は出てくる。トランプ関税で得た金をばら撒く予定が、その金は返還せねばならない。そして戦争もこのままでは権益を得ることも難しいだろう。停戦はしたが、支持者離れは加速していくのでは。
3、文明といえば文化よりも大きな括りになると思います。
そして1つの文化の継承でさえ重要であるのに、文明を滅ぼすというのは非常に度し難い発言ですね。トランプ大統領は誇張が好きなので、そうした延長線上に文明という言葉を出してきたのかも知れません。もっとも、英語で文明はcivilizationであり、「市民の」を指すcivilに近いので、語感や詳しい意味付けまでは私には分からないですが。ともかく、ドナルド・トランプは、国のトップになっていはいけない人物であったとは、世界中の多くの人が思っている事ではないでしょうか。
4、トランプ氏が退任した後には、彼が就任中に改悪した事物は米国民の良心と良識をもって修繕されていくと思うけれど、米国にとって黒歴史となるこの大統領を選出したことの教訓を後世に伝えるべく何らかの形でモニュメントを残した方がよいと思う
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/6a2fd4bea208b6d4832cc162c63b097ecfcf633d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]