リニア中央新幹線を巡り、JR東海の丹羽俊介社長は年内にも品川=名古屋間の開業時期を公表する考えを示した。丹羽社長は金子国交大臣と面会し、6月18日に静岡県と結んだ自然環境保全協定を報告。静岡工区では大井川の水資源や環境への懸念から着工が進まず、当初2027年開業予定は断念されていた。今後、他工区の実績を踏まえ工事期間を検討する。

リニア開業の遅れは、単なる工事日程の問題ではない。国家的な大型事業でありながら、環境への影響評価と地域住民への説明が十分に信頼を得られなかったことが、長期停滞を招いた。速さや経済効果だけを追えば、最も守るべき水資源や生活環境が後回しになる。問題の本質は、事業者・行政・地域の間で透明な検証と合意形成の仕組みが不足していた点にある。改善には、①第三者機関による継続的な環境監視、②影響データの全面公開、③地域との定期的な協議と補償制度の明確化が必要だ。
未来の交通を作るなら、信頼を壊して進む道ではなく、納得を積み重ねて進む道でなければならない。巨大プロジェクトの価値は、完成の速さではなく、社会から本当に認められる形で実現できるかで決まる。利益や国策を理由に地域の不安を押し切る時代は終わり、説明責任を果たす姿勢こそが本当の成長につながる。
ネットからのコメント
1、40代です。私が小学生の頃から夢の乗り物として図鑑などで取り上げられていました。あれから約40年経っても開業時期すら未定というのは想像できませんでした。素人ですが時代も経過して他に新たな技術なども出て来ているのでしょうし、そこまでリニアにこだわる必要あるのかなあと思います。
2、品川区民だけど9.2キロ掘りますがまだ8.1キロ神奈川や名古屋も地盤沈下しないように慎重に掘るから静岡の大井川の水とは違うけど静岡と同じぐらい時間かかるでしょうね各地の水源の水が少なくなったり地盤沈下しないように掘ってくださいね
3、これまでJR東海は「静岡工区の見通しが立つまでは開業時期を示せない」と説明していました。
今回、年内にも開業時期を示す方針を明らかにしたことは、静岡工区着工の環境が整ったことを受けた前進と言えるでしょう。一方で、今回は「他工区での工事実績を踏まえて静岡工区の工事期間を検討する」と説明されています。どのような実績や前提を基に開業時期を算定したのか、その根拠にも注目したいところです。また、今後は全工区が着工した状態で工事が進みます。仮に工程や開業時期の見直しがあった場合は、「静岡工区だけ」を理由とするのではなく、全工区を含めた事業全体の進捗として評価することが必要ではないでしょうか。さらに、これまでは「○○年以降」といった幅のある表現が用いられてきましたが、今回は「開業時期を示す」と明言しています。単に「○○年以降」ではなく、具体的な時期を示せるのかにも注目したいと思います。
4、環境面については素人がとやかく言っても仕方ないですが、採算面がとても心配です。「陸のコンコルド」とも言われています。燃費が悪いので運賃を高くしないと採算が合いません。運賃を高くしたら名古屋までそんなに需要があるとも思えません。
走れば走るだけ赤字が膨らむけれど、作ってしまったので仕方なく走らせ続けることにならないでしょうか。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f051498f8ea04a0c7c352f9a395f4c15dcddf18d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]