米マイクロソフトのクラウドサービス「MS365」で24日、システム障害が発生した。アジア太平洋地域でTeamsの会議や通話、チャットが利用しにくい状態となった。米東部時間23日午前11時ごろから障害報告が急増し、MSは通信経路の問題とみて別経路への切り替えなど復旧作業を進めた。

企業や教育現場などで広く使われる基盤サービスが、突然会議や通話を止める事態は、単なる一時的な不具合では済まされない。現代社会が一部の巨大クラウド事業者に依存しすぎている現実を浮き彫りにした。便利さを追求する一方で、障害時の影響範囲を抑える仕組みが不足していることが本質的な問題だ。改善には、第一に障害発生時の詳細な情報公開と迅速な説明責任を徹底すること、第二に企業側が複数の通信手段や代替サービスを備えること、第三にクラウド事業者が地域別の冗長化や障害検知体制をさらに強化することが必要である。
技術の進歩とは、ただ便利になることではなく、止まった時にも社会を守れる強さを持つことだ。信頼を求められる巨大企業ほど、その責任から逃れることはできない。
ネットからのコメント
1、打ち合わせ直前にTeamsが使えないと分かると、社内は大混乱になりますよね。連絡一つ取るにもツール依存が高まりすぎていることを実感します。こうした通信障害が起きるたびに、「電話や直接対面でのコミュニケーションも重要だな」と感じたり、予期せぬ集中タイムができて「溜まっていた個人の作業が一気に進んだ」という声が上がったりするのも皮肉なものです。働き方の効率化は大切ですが、デジタルインフラの脆弱性とどう付き合っていくか、社会全体で向き合う必要がありますね。
2、ありとあらゆる会社がこの障害で業務に影響が出たことを考えるとMicrosoftは社会インフラでありながらも鉄道などのように障害が起きてもお上のお咎めなし。社会の依存度に対して社会に対する責任度合いがまだ足りないように感じてます。合わせて、やはりMicrosoftの枠組みに依存しない別のバックアップの枠組みを持っておくことが、サスティナブルでシームレスなビジネスに不可欠だと感じました。
出来れば国産アプリで地産地消出来ること、そして日系企業を足掛かりに多言語多国展開できるような環境となるとITソフトウェア輸入の歯止めにも繋がるように感じます。
3、これ結構なダメージだよな。重要会議を入れてる人も多いだろうから、会議システム一つだけに頼ってたらダメだな。こういう時にも備えて他のも入れとかないと。
4、マイクロソフト社がないと日本の仕事が回らないという現実を直視して欲しい。買い切りのパソコンやソフトならまだしも、日常業務がteamsで回っていること自体がリスクじゃないのかな。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/ef7e41c5dd219fa6ec6d1320367d3456901b04cf,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]