今年上半期、懲戒処分を受けた警察官・警察職員は155人で、前年同期より1人増え、過去10年で最多だった前年を上回るペースとなった。業務上の行為による処分は57人で18人増。理由はセクハラや盗撮など「異性関係」が43人で最多、交通事故・違反が23人。大阪府警は家宅捜索中の暴行処分12人を含む27人で最多、神奈川県警は12人だった。

市民を守るはずの警察組織で、懲戒処分が過去10年で最多ペースという現実は重い。しかも最多理由がセクハラや盗撮などの「異性関係」で43人、業務上の不適切行為も57人に増えている。これは一部の不心得者の問題だけではなく、閉鎖的な組織文化、内部監察の甘さ、処分後の再発防止策の弱さが積み重なった結果だ。権限を持つ組織ほど、一般企業以上に厳しい透明性が必要である。まず、懲戒事案の詳細と再発防止策を可能な限り公表すること。
次に、外部有識者を含む独立監察機関を強化すること。さらに、性加害・職権乱用・暴力行為には昇任停止や配置転換を含む実効的な処分を徹底すべきだ。制服は信頼の象徴であって、特権の隠れみのではない。身内に甘い組織が市民に厳しさを語る資格はない。
ネットからのコメント
1、警察は市民の安全を守る立場にあるだけに、懲戒処分が過去10年で最多のペースというニュースは残念でなりません。とくにセクハラや盗撮といった行為が処分理由の最多というのは、被害を受けた人の心身への影響を考えても非常に重い問題です。制服や立場への信頼を悪用したと受け止められれば、真面目に職務を果たしている多くの警察官まで厳しい目で見られてしまいます。もちろん、処分件数が増えた背景には、不祥事を隠さず厳しく調査して表面化させる姿勢が影響している可能性もあり、件数だけで組織全体を断定するのは適切ではありません。それでも、不適切な行為を繰り返さないための教育や監督体制、相談しやすい職場づくりを徹底し、国民が安心して警察を信頼できる環境を築いてもらいたいです。
税金で運営される組織だからこそ、高い倫理観と説明責任が強く求められていると感じます。
2、警官は今やだれでもなれる職業になりました。人手不足ですからね。なので質が下がるのは警官だけの問題ではなく、全職種にも言えると思います。教員が精神疾患で休職するのも同じ現象です。以前は教師になりたくてもなかなかなれなかった。高い倍率を勝ち抜いた者だけが教壇に立てました。故にやる気や精神力も強い教師が多かったんですよ。今では国立大学が教育学部を廃止して低偏差値の大学が教師を目指せるとの後方で、学生を募集しています。大学のレベルによってはどう考えても進学高校の授業が理解できない先生が量産されています。
3、警察も人間…なんて言ってる場合ではない。警察は、一般人が持っていない権限(逮捕権や捜査権など)を持っています。全ての警察が持っていないかもしれないが、それらの権限は、一歩間違えれば他人の人生を大きく左右してしまうことになる。それだけ重い権限を持っていることを自覚してもらい、自身の行動は、それらの権限を持つ者として相応しい行動をとってもらいたい。
4、警察官の採用倍率は年々低下し、全国平均では既に3倍を切っているとのことを聞きました。某県の警察学校幹部に話を聞いたところ、遵法精神が欠如しているなど大きな問題のある入校生も多いとのことで、まともな状態で警察署に送り出すのは相当大変だそうです。警察官の質の低下、一部の者の資質の欠如は明らかですから、懲戒処分者はこれからも増えるでしょう。新卒に拘らず、民間の厳しさを知った20代の後半から30代前半の人達をもっと採用できれば良いのですが。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c025824c63cef783d56542fda5e646ba1c9e6a3e,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]