清水空跳（16歳、星稜高校）は、2025年7月25日から5日間開催された陸上インターハイで男子100メートルを10秒00（追い風1.7メートル）のタイムで走り、日本高校新記録を樹立した。桐生祥秀の記録（10秒01）を12年ぶりに更新し、200メートルでの2冠も達成。特に100メートルでは、決勝で他の選手を圧倒し、9秒995という驚異的なタイムを記録した。

また、彼は4×100メートルリレーにも出場し、計6本のレースをこなした。身長164センチと小柄ながら、爆発的な加速力で注目を集め、インスタグラムのフォロワー数も大会前から急増。今後、世界陸上への出場も現実味を帯びている。

清水選手の成果は、単なる記録更新にとどまらず、体格や環境に関わらず才能を発揮できる可能性を証明しました。身長164センチという小柄な体型ながらも、スプリンターとして大きな爆発力を持ち、競技における可能性を広げています。この新記録は、彼が持つ独自の走法、特に股関節周りの使い方に由来しており、他の選手が簡単に真似できるものではありません。これが彼の強みであり、逆境を乗り越えてきた証拠です。

しかし、清水選手が示したのは、単に個人の努力だけではありません。体格や環境が不利だと思われる中でも、自分に合った方法を模索し、改善を続けることが重要だという教訓を与えてくれます。今後の目標である9秒台への挑戦も、他の若いアスリートに希望を与えるでしょう。

ネットからのコメント

1、ゴール直後の喜んだ姿を見て、やはり長身の選手だなと思っていたら、164cmと小柄であることに驚いた。本人の自信のある発言、世界観は素晴らしいと思う。東京世界陸上に絶対に出場して欲しい。

こんな勢いのある選手を選ばない理由はない。世陸での走りを見たい。

2、映像を見ると非常に美しい、既に高い完成度の走行フォームのようにも見えますね。清水選手はメンタルも良さそうですし、今後、十分な時間がある中で、どうやって記録を伸ばしていくか楽しみです。専門家に今後の伸びしろにどういうポイントがあるのかを聞いてみたい気がします。

3、本当に驚きの身長ですよね。このまま世界で活躍したら、世界中の人が驚きそうです。隣のレーンのジャマイカあたりの選手と並んだらそれこそ30㎝以上の身長差となりそうです。で、その選手より速かったら痛快ですね。今後の活躍を期待しています。

4、身長は高くないけど、足がほんと長い！それが素直な感想です。ボルトも蹴り足のかかとが、お尻につく独特な走り方でしたが回転率とか筋肉の使い方の技術が非常に高い。逸材ですね