今回の事件は、住居不定で無職の嶋谷直人容疑者（28）と中村啓太容疑者（28）が、神戸市灘区の空き家に侵入し窓ガラスを破損したとして8月13日に逮捕されたものです。この逮捕は、神戸市や西宮市での同様の犯罪によるもので、2人はすでに3回逮捕され、うち2件は起訴されています。特に中村容疑者は容疑を認め、空き家を特定するために置き石を使ったと供述しています。

これを受けて、神戸市垂水区で60件以上報告されている置き石事例との関連を警察が調査中です。2人の犯行は、防犯カメラの映像をもとに特定されました。

この事件は、社会における不安を煽る重大な問題を浮き彫りにしています。まず、このような侵入事件が繰り返される現状は、地域の治安に大きな影響を及ぼしています。特に無職で経済的に困窮している若年層が犯行に手を染める背景は、社会の構造的な問題を示唆しています。

この問題の本質は、社会保障制度の欠陥や住宅の空き家管理の不備にあると考えられます。

空き家が犯罪の温床となる状況を改善するためには、制度的な見直しが急務です。例えば、空き家対策として地域コミュニティと連携し、住民参加型の監視システムを確立することが求められます。また、犯罪抑制のための防犯カメラの設置や、経済的困窮者への支援策の強化が考えられます。さらには、再犯者への更生プログラムを充実させ、社会復帰を促進する必要があります。

これらの対策を通じて、安全で安心な社会の実現を目指すことが重要です。社会全体がこのような問題に対して真剣に取り組む姿勢こそが、より良い未来を築く鍵となるでしょう。

ネットからのコメント

1、今回が４回目の逮捕ということで、警察の方も粘り強い取り調べで余罪の洗い出しに余念が無いわ。そもそも最初に捕まったのは、　＞現場の住宅は空き家で、2人は空き巣目的で侵入。　＞警備システムが作動したため、その場から逃走したものの、周辺の防犯カメラ映像などから特定に至ったということと書かれている通り、ここ近年、あちらこちらに設置されてきたカメラの映像リレーから、足取りを辿れるようになった事が決定的な決め手でしょうね。

映像に証拠を残さないような犯行は事実上ムリと考えることで、犯行の大きな抑止となる事を期待したわ。空き家確認の置き石行為なんかも、バッチリ取られてしまうに違いない。

2、神戸市垂水区南多聞台でも先日住宅を録画してまわっている若者がいたらしい。恐らくバイトなのかな？警察にすぐ通報したけど、そんなバイトやってる奴も全員逮捕ですよ。事の重大さをわかっていない奴は逮捕されたら良いし、大元はもっと重い罪を受けたら良い。

3、28歳で既に3回逮捕されていて今回が4回目。まさか判決で更生がどうとか反省がどうのこうのと言わないですよね？懲役3年とかもないですよね。抵抗されたら何をしたかわからないし、一歩間違えれば重大事件になった可能性もある。15年くらい刑務所に囲っておいてほしいのだが。

4、マンションの表札に小さな丸い色ついたシールとか気を付けた方がいいとか昔ありましたよね。今はどうなんだろうか？貼ってあったら剥がしておいた方がいいかも。皆さん気を付けましょうね。