日本野球機構(NPB)は、SNS上で審判員に向けられる誹謗中傷や脅迫への対策として、2023年10月1日付で「SNS誹謗中傷監視システム」を導入した。NPBは、近年悪化する投稿内容が審判員の名誉や人権を傷つけ、業務環境を害していると指摘。対応として、不当な投稿のモニタリングの強化を開始し、悪質な場合にはソーシャルメディア運営会社への通報や法的措置を取ると明言した。安心・安全な野球環境を目指すため、今後も対策を進める方針を示している。

この取り組みは、プロ野球を支える全関係者への敬意を促し、審判員が円滑に職務を遂行できる基盤の構築を目指している。しかし、SNS上での応援や意見交換といった健全なコミュニケーションの妨げにはならないよう、慎重な運用が求められる。
SNSが公共の場である一方、その無秩序な使われ方は長らく見過ごされてきました。
今回NPBが打ち出した監視システムは、いわば「遅きに失した」ものと言わざるを得ません。現状、多くの審判員が匿名の暴言や人格攻撃にさらされ、精神的負担が増大している問題に対し、なぜここまで迅速な対応を取らなかったのか、疑問が残ります。
問題の本質は、制度の欠如にあります。まず、スポーツ界全体での包括的なSNS利用ガイドラインが未整備であることが挙げられます。そして、誹謗中傷を行う背景には、SNSプラットフォーム側の不十分な監視体制やリテラシー教育の不足が影響している可能性も考えられます。
解決策として、以下が挙げられます。
スポーツは感情を伴うものですが、ルールを守れる社会の基盤があってこその「勝負」です。
光を当てられるべき審判員の負担軽減に向け、持続可能な仕組みを築くべき時が来ています。
ネットからのコメント
1、誹謗中傷は勿論問題なので対処するのは良いと思う。ただ、根本はNPBの審判のありえない誤審が多発している事でも有る。そして、本気で野球を見ているファンがそれに対して怒ってるからこそ誹謗も発生してしまう。この誤審を減らすための対策こそが根本的な解決につながるのでは無いでしょうか。メジャーで今季から導入されたABSの仕組みはとても良いと思うので、誤審を減らし根本的解決のためにも是非そちらの導入も検討して欲しいです。
2、NPBが仰る審判団への誹謗中傷や人格否定紛いの投稿は決して許されるものではない事を前提として、昨今、NPBの審判員の”誤審”や”ストライク&ボール判定”が非常に曖昧なのは事実。ならば、誹謗中傷監視システム導入と合わせてMLBが採用しているABSチャレンジシステムの早急なる導入も行っていただきたいし、審判員のジャッジの技術向上も行うべきではないでしょうか。
3、その導入はいいとして、今SNSなどであがっている誤審動画には呆れるほど酷い誤審があるのも事実です。
ABS導入などそこへの対応と審判の技術向上をセットにすることは不可欠だと思います。審判もプロである以上、その判定への正確性と責任が厳しく問われるのは当然で、動画にあるような酷い誤審をした場合の対応を準備しておくことは誹謗中傷への対策として必要だと思います。
4、システム導入と同時にリプレー検証が正しく行われたのか、リプレー対象外で問題になった判定が正しかったのかの検証をしっかり行い誤審が多い審判には研修や当面の出場見合わせの措置を行う事が必要だと思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c65de82ace71e9073b3c242ca7b224d021468e5d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]