2016年4月28日、熊本地震で最大震度7を観測した後、熊本県嘉島町の「イオンモール熊本」で午後5時50分ごろ爆発が発生した。地震発生から約1時間半後、約200人が避難した後に2階部分が崩落。イオンは29日午後4時半の会見で、爆発により3人が死亡し、従業員3人の安否不明を発表した。専門家は、地震でLPガス配管が損傷し、漏れたガスが時間をかけて充満、発火源によって爆発した可能性が高いと分析している。

この事故は、自然災害そのものだけでなく、災害後の二次被害対策がどこまで徹底されていたかを問う重大な出来事だ。大規模商業施設で約200人が避難した後に爆発が起き、3人の命が失われた現実は、「揺れを耐える」だけでは安全とは言えないことを示している。問題の本質は、地震直後のガス設備管理や危険検知体制が、大規模施設の複雑な構造に十分対応できていたのかという点にある。
自動遮断装置があっても配管内に残ったガスや密閉空間での爆発リスクを完全には防げないなら、従来の安全基準を見直す必要がある。

今後は、①大型施設に残留ガスを検知する高性能センサーを義務化する、②地震後の自動点検・緊急遮断システムを強化する、③避難後も専門員による安全確認が完了するまで施設立入を禁止する仕組みを整えるべきだ。災害大国で求められるのは「想定外だった」という言葉ではなく、想定外を減らす準備である。人命を守る安全対策をコストとして扱う社会から、命を最優先する社会へ変わらなければならない。




ネットからのコメント
1、今回の爆発については、専門家の見方は出ていますが、まだ原因が確定したわけではありません。消防や警察の調査結果が出るまでは、断定的な情報を広げるべきではないと思います。災害時は不安な気持ちから、さまざまな憶測が飛び交いやすくなります。でも、間違った情報が広がると、関係者を傷つけたり混乱を招いたりします。亡くなられた方やご家族のためにも、事実を冷静に待つことが大切ですね。
2、どういう事情で被災した方たちが店内に戻ったのかわからないが、イオンの判断はすごい。地震後1時間半も経過したのに退避を継続させていた。こういう場合、自己責任と言って自分の都合で戻ろうとする人が出そうなもんだけど、イオンの対応は素晴らしいオペレーションだった思う。
そして避難した人のほとんどが、いろんな不安の中それを守っていたことも、素晴らしい忍耐力だと思う。生き延びた方からもっといい対応があったなどと不満も出ることもあると思うが、それは生きているからこそ言えること。津波の時もそうだったと思うが、優先順位の最上位は生きていることだと改めて感じた。連絡が取れない一時的な不安不便は生きていればどうにでもなる。
3、日本は地震が多く、全国各地に同じようなショッピングモールがあります。今回と同様の事態が起こる可能性は決して他人事ではありません。二度とこのような事故を繰り返さないためにも、原因を徹底的に究明し、その結果を全国のショッピングモールで共有して、設備点検や安全対策に生かしてほしいと願います。
4、原因究明はこれからだと思いますが、原因がわかれば同じような構造の施設は安全が確実に保たれているのかの確認と、同じような事故が起きないような対策をすることが求められるかもしれませんね。まさかこんな爆発が起きるなんて想像もしていませんでしたが、起きた以上はまた起きるかもしれない。
イオンのような施設こそ安全だと思っていたので本当に衝撃です。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/a9281c44344dd949dedaf883f7d42afac5e73e46,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]