映画監督の榊英雄被告(56)は、自身の作品への出演が決まっていた20代女性2人に対する性的暴行の罪に問われ、東京高裁は24日、1審に続き懲役8年の判決を言い渡した。被告側の控訴は棄却された。1審は2015年3月~16年9月、東京都内の事務所やホテルで計5回の暴行があったと認定していた。

監督という権力を持つ立場の人間が、出演機会を握る相手との力関係を利用して性的被害を生んだことは、個人の問題だけでは済まされない重大な問題である。夢や仕事を人質にした不平等な環境が放置されれば、同じ被害は形を変えて繰り返される。根本には、業界内の閉鎖性、相談窓口の不足、権力者を止める仕組みの弱さがある。改善には、①撮影現場やオーディションでの第三者監視制度の導入、②独立した通報・救済機関の整備、③加害行為への明確な処分基準と業界全体での教育徹底が必要だ。
才能や実績があっても、他者の尊厳を踏みにじる行為が許される理由にはならない。守るべきは権力者の名声ではなく、声を上げにくい立場の人の安全である。映画や芸術の価値を守るためにも、古い体質を美化せず、透明性ある現場へ変える覚悟が求められる。これは社会全体にも問われている。
ネットからのコメント
1、それまで再放送枠で繰り返し再放送されていた相棒の「Birthday」が、この人が被告になってからは再放送されていないんじゃないかな?監督やる前は、被告は俳優として刑事モノで犯人役で見掛けましたが、なかなか演技力があるなぁと思って見ていました。でも実際は、ガチの悪人だったとはね。被害女性が示談に応じたくない程、内容が悪質だったのでしょうね。裁判でも無罪を主張している位だしね。塀の向こうでしっかり反省して下さい。
2、1審に続き、控訴審でも懲役8年の判決が下されたことは、司法として当然かつ妥当な判断だと思います。キャスティング権や立場を握る監督が、仕事で繋がっている出演予定の女性に対して牙を剥く行為は、単なる性犯罪にとどまらず、信頼関係を踏みにじる極めて悪質なパワーハラスメントであり卑劣の極みです。
被告側は「同意があった」などと無罪を主張していましたが、これだけの非人道的な犯行に対して言い訳の余地など一切ありません。被害を受け続けた女性たちの精神的苦痛を思えば、懲役8年でも軽いくらいです。
3、me too運動の代表格、映画プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインは(合算で)懲役39年だそうです。次の被害者を出さない為にも、立場を利用した卑劣な暴行事件は被害者の人数に関わらず、一律ワインスタイン並みの懲役刑を化すべきです。
4、立場の差を利用した卑劣な犯罪で夢を利用して性暴力に及ぶのは許せないです。判決の8年でもまだ軽い。性犯罪の刑罰の重さを全体的にもっと引き上げてほしいくらいです。そして仕事を失うかもしれないリスクを背負って告発してくれたこと、自分を晒してまで他の被害者を生まないための勇気ある行動には頭が下がる思いです。今後の人生を応援してあげたいです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/07a7f07272673178d95df5028284a0391ff0f8fd,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]