【事件概要】
2024年7月31日夜、静岡県伊東市の田久保真紀市長(55)は、学歴詐称疑惑が浮上している中で記者会見を開き、辞職の意向を撤回し続投を表明した。問題となっているのは、大学の「除籍」事実を6月28日に知ったとする市長の説明と、卒業証書の提出拒否、百条委員会への出頭拒否などの不誠実な対応。市民の批判が強まるなか、「公約を果たす」と強調したが、市議会副議長は「田久保劇場」と称し批判の声を上げている。
【コメント】
「市民の声を受け止めた」という一言で、学歴詐称という重大な倫理違反を曖昧にして良いはずがない。公人として最も求められるのは説明責任であり、その放棄は信頼の崩壊を意味する。市長は卒業証書の提出を拒み、百条委員会の出頭も曖昧にする一方で、続投を宣言。これは市政を私物化し、市民感情を踏みにじる行為に等しい。
本質的な問題は、公職者選定における経歴確認の甘さと、法的強制力を持たない倫理規範の空洞化にある。市民の信任は「結果」ではなく「誠実さ」によって維持されるべきだ。
改善策として、①選挙立候補時の経歴確認制度の強化、②虚偽申告に対する法的罰則の明文化、③百条委員会の拘束力拡充が急務だ。真実を隠し、会見で言葉を並べるだけの姿勢は、誠実に生きる市民を愚弄する。市政とは“演劇”ではなく、公共への責任である。誠実のない継続は、腐敗の温床だ。
ネットからのコメント
1、強い怒りを覚える会見であった。今後の流れ予想。田久保は百条委には絶対に出頭しない。そして不信任決議を出されて、間違いなく議会を解散し選挙になる。その後はまた再出馬の市長選挙。
たった1人の嘘つきのために伊東市民の税金が湯水のように数千万と使われる。伊東市民の税金を何だと思っているのか。その間伊東市には苦言の電話が入り続け、市役所職員はますます疲弊。もう一度言う。たったひとりの嘘つきのために伊東市の血税が多額に使われ、職員は疲弊し市政が止まる。こんな事が許される訳がない。本当に怒りを覚える。
2、卒業証書を偽造したことだけは絶対に認めよらへんな。認めたら有印私文書偽造、同行使罪に当たるから。卒業をしていると思ってたと、苦しすぎる言い訳しとるけど、そしたら卒業証書はいつどこで誰からもらったのかと、質問されたら答えられないだろう。
3、押収拒絶権などという、聞いたこともないようなことを持ち出してきた。悪人を庇う弁護士にも共犯者として、追及の手を緩めないでほしい。相手が弁護士だろうと、警察は、厳しく対応していただきたい。
4、会見を見て、これは市民の環境保護団体あるいは既得権益に反対の熱心な支持者がいるのではと思いましたね。しかし、公職選挙法違反を問われる身で支持者が多数派とは考えられません。
信頼関係を構築出来ていない中で政策を押し進めていくのは困難でしょうから公約実現は難しいでしょうね。しかし、市議会議員も議会解散リスクのある市長不信任決議は恐いし、市民もリコール活動は面倒ですから、結局このまま市政が停滞し続けると思いますよ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/7cce6644bdb750d7185dafa1803712f61ccc61af,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]