事件概要:日本の小中学校における性教育の障壁となる「はどめ規定」が問題視されています。この規定は1998年の学習指導要領改訂で導入され、妊娠の経過や性交に関する内容を教育で取り扱わないよう指示しています。結果として、小中学校では性交に関する教育が受けにくく、予期せぬ妊娠や性的トラブルを防ぐ知識が子どもに提供されない問題が指摘されています。議員からの質疑が行われましたが、文部科学省は現状維持の姿勢を示しており、2030年度施行予定の次回改訂に向けても実質的な議論の進展はみられません。

コメント:日本の性教育が抱える構造的な障害として存在する「はどめ規定」は、本来あるべき教育の根本を阻害しています。この規定は、性教育を「語るべきこと」と「語ってはならないこと」に区別することで、若者の性に関する正しい知識の習得を妨げています。
その結果、これまでにも予期せぬ妊娠や性的トラブルが引き起こされてきました。この状態を容認し続けることは、子どもたちの人権や健全な成長の機会を奪うものであり、教育機関としての責務を果たしているとは言えません。

問題の本質は、この規定が生徒の発達段階や保護者の意向に偏重しすぎ、性教育そのものの社会的必要性や科学的根拠を忘れている点にあります。生徒はインターネットを通じて不確実な情報に無数に触れられる時代です。学校が科学的で健全な性教育を提供しないことの方が、はるかに社会にとって危険と言えるでしょう。

解決に向けては以下の施策を進めるべきです。
中教審の議論の場を開き、「はどめ規定」の撤廃を正面から検討すること。
教育は未来をつくる道具であり、時代に適応しない規制はむしろ最も大事な教育の本質を傷つけます。現状に甘んじるのではなく、次世代に正しい選択肢を託すための行動が必要です。こうした課題を放置することが教育行政の怠慢であると言わざるを得ません。






ネットからのコメント
1、真偽はともかく、誰でも様々な情報が取れる時代なので命の大切さを教えることの延長上でやってもいいと思います。基本的には行為がないとその子供達がこの世に産まれてこなかったわけですから。私の時代は女子児童だけを集めて生理などの授業したりと性に関してオープンではありませんでした。各個人が持つ色々な感情的な意見はいらないと思いますので、淡々と男女の身体的な違い、メリット、デメリット、感染症などのリスクを隠すことなく教えることが重要だと思います。
2、学校で教えることではない、という意見もありますが、女性が妊娠しやすい時期がいつなのか、逆に大丈夫だと思って避妊しないのが如何に危険か、知識を持つことは大切です。日本で避妊の代名詞・コンドームも、正しく使われなければ効果が低い避妊方です。また、双方いずれかが望んでいないのに、なし崩しで行為に至らないようにする同意を学ぶことも欠かせません。特に避妊に失敗して身体的負担がかかるのは女性です。望まない妊娠を減らすためには、あの人は学んでいるけど、この人は分かってない、という状況を減らす必要があります。そのためには、やはり公的教育が大切です。大人でも、性にまつわる犯罪、問題を起こす人は大勢います。お酒など他の要因が影響することもあります。夫婦間でも望まない妊娠はあります。性は根源的欲求だけに、向き合い方は生き方に関わります。その基礎になる正しい知識を学校で学ぶことは大事です。
3、ネットで色んな話題を読んでいるだけでわけのわからない広告などにすぐ飛んでしまう。その画面には性に関するものも数多いし、とてもではないが子供に見せるべきではないような表現のものもある。
隠したとて今の世の中、いくらでも目にするのです。ちゃんとした情報を与えず、そのような興味本位の、興味を煽るだけのものにばかり触れることで、あまりよろしくない情報に引きずられることも多いのでは。教育機関や親が正しい情報を与えることがとても大事だと思います。
4、「どこまで教えるか」という議論になりがちですが、実際にはすでに子どもたちはネットやSNSで情報に触れています。その前提に立つと、学校が何も扱わないことで、結果的に不正確な情報だけが先に入ってしまう構図になっているのかもしれません。教える・教えないというより、「どの情報を先に渡すか」という問題に変わってきているように感じます。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c5bc969a92cece00e38a0ec6810fa1c932f9f88b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]