ロシアはウクライナ東部で春季攻勢を開始し、数十台の戦車や装甲車両、大量の歩兵を投入。ゼレンスキー大統領は、中東紛争がウクライナへの影響を懸念すると述べた。ロシア軍は要塞地帯に焦点を当てた攻撃を実施し、1日で1000人以上の兵員を失う一方、ウクライナ軍はその全てを阻止。戦線では偵察・攻撃ドローンが支配的で、ロシア軍は兵員の訓練期間を大幅に短縮するほど消耗している。戦争研究所は要塞地帯占領の可能性を否定しながらも、規模の増大が戦術転換を示していると指摘。

ロシアの春季攻勢は国際社会が直視すべき重大な問題だ。この紛争は規模を増しつつも、戦争が成熟した形態に移行していることを示唆する。その異常さは、新たに投入された大量の戦力や兵士の短期間訓練に見られる。兵士を使い捨てるような政策は倫理的にも許されるべきではない。
問題の本質は、戦争の長期化と背後にある経済・地政学的要因だ。
ロシアが石油価格の上昇や外交の停滞を利用して戦局を維持している構図は、国際的協約や安全保障体制の緩みを示している。また、ドローンや機械化部隊による新たな戦争形態は、戦争倫理や技術規制の欠如という広範な課題も浮き彫りにする。
解決策として、国際連合および主要国は以下の行動を迅速に取るべきだ。①軍事用ドローンの規制と使用制限、②ロシアへの包括的制裁強化、③中東紛争とのリンクを減じるための積極的外交活動。さらに、国際的な調整の下で、ウクライナへの資金・防衛支援を喫緊に強化しなければならない。
人命が軽視される現状はまさにその倫理欠如を突きつけている。戦争が変貌しようとも、国際社会には平和を標榜する責任がある。その一歩を遅らせることが、最も大きな罪だ。
ネットからのコメント
1、最近は中東戦争の話題で持ちきりだが、この地での戦争が今でも続いていることを忘れてはいけない。冬から春へ…闘争が激化する。そもそもロシアは国際法を無視して侵略をしている訳だが、これによる制裁も中途半端で効き目が弱い。そこへアメリカの国際法違反も加わり、大国の自由な振る舞いが止まらない。
本当に何とかならないものかと思う。
2、ゼレンスキー大統領の「非常に悪い予感」は当たりそうな気がします。アメリカがイランとの紛争にリソースを割り当てる状況になれば、ウクライナへの支援はどうしても後回しになるでしょう。実際、アメリカとの協議が遅れているというニュースもあり、今後さらに支援が減る可能性は高いのではないでしょうか。そうなると、NATOだけでウクライナを支えることになりますが、物資や資金の面でも限界があり、長期戦になればなるほど厳しくなるでしょう。一方で、ロシアにとっては今回のイラン紛争はプラスに働く面が多いのではないでしょうか。原油価格が上がれば、産油国であるロシアの資金は潤るし、石油を必要とする中国からの更なる支援も受けやすくなる。結果として、世界の動きがロシアに有利に働いているように見えるのが、気になりますね。
3、すでにウクライナは総力戦で挑み続けてるのに対して、ロシアはまだ二の手三の手を持っている選択肢の多さに関してはロシアが圧倒的に上それにロシア国内にはプーチンの政敵はほぼおらず、強権をいくらでも発する事ができるのがまだまだ底を見せていないむしろ今までウクライナが戦ってこれたのが望外の戦果であり、人の意志の強さを感じさせるものだったこのまま物量戦で行くと限界が来るのが早いのはウクライナだと思う
4、2026に入ってから、AMKやISWの戦況マップを見る限り、戦線は大きく動いていない。ドニプロ州ではウクライナ軍が大きく反撃した。一方、ドネツク州や南部戦線では、ロシアが淡々とウクライナを削りつつけている。シベルスク、フリアイポレといった拠点が陥落。リマンはすでに市街戦。オスキル川東側のウクライナの領土はかなり狭くなっている。すでに総動員体制のウクライナは国力がギリギリ。ロシアは、2022/9の部分動員以降は動員をしていない。国防予算が2025比で削られる予定のようなので、年内の停戦を模索しているのだろう。概ね現行の戦線に、リマン+クピャンスク東側当たりで、ロシアは止まるだろうか。3月には停戦すると思っていたが、、まだ続きそうだ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/884b8d37514235ee5fe37c6344fd8f3b8444bfcd,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]