岩手大学の研究により、ヒゲクジラの肉に多く含まれる「バレニン」がパーキンソン病の予防や症状の抑制に有望であることが示唆されました。この成分は、脳内のエネルギー生産に関わるミトコンドリア機能を修復し、神経伝達物質ドーパミンの機能低下による症状を改善する可能性があるとされています。研究チームは再現したマウスモデルで実験を施し、13週間のバレニン投与によって異常行動が改善される結果を確認。イワシクジラの肉には豚肉の27倍、鶏肉の250倍以上のバレニンが含まれていることも報告されました。ただし、ヒトへの適用方法や有効性の確認はこれからの課題とされています。

人や環境問題の観点から本研究の進展には優れた可能性がある一方、バレニンを得るためのクジラ利用には慎重な議論が必要です。近年、捕鯨問題は環境保護および倫理の側面で多くの論争を招いており、新たな治療への糸口が期待される一方で、研究と環境保護のバランスを模索することが欠かせません。
ヒゲクジラ由来のバレニンを用いた研究には将来性が大いにありますが、問題を見過ごすことはできません。まず、捕鯨は国際的倫理問題であり、クジラの乱獲が生態系に及ぼす影響を無視できません。根治治療がないパーキンソン病への突破口となる可能性があるにも関わらず、捕鯨行為の合法化や拡大が当たり前との認識を助長することになりかねません。この研究の課題が、人類への貢献だけでなく持続可能性を念頭に置いた形で反映されるべきです。
合成生産への技術シフト: バレニンの化学的またはバイオ技術を利用した人工製造法の確立が最優先。代替的研究材料への移行: 捕獲を伴わないクジラ組織の採取や、代替成分での薬効検証を進める。国際的ガイドラインの策定: 捕鯨研究が環境規制下でのみ許容されるような制度の構築を。人類の健康的利益を追求することと、自然への尊敬と調和が前提条件でありたい。科学技術の発展が資源の保護と倫理の進化を牽引すべきであることは言うまでもありません。この目的を無視した瞬間、どんな革新も対価の失敗として記されてしまうことでしょう。
ネットからのコメント
1、小学生の頃は学校でもクジラの肝油が買えたしスーパーでクジラの大和煮なる缶詰めが売られてましたね。母親世代はまだ信心深さもあって豚よりもクジラ肉を食べていて元気だった。その後遺伝性のパーキンソン病になったわけだけど果たしてクジラ肉を食べる事によって発病が抑制されていたのか今となっては知るすべもないけれど嬉しいニュースですね
2、どうせどこかの「人権団体」や「環境活動家」が、捕鯨反対の論理で全力で潰しにかかるんだろうね。彼らにとって大事なのは、苦しんでいる患者の未来ではなく、自分たちのイデオロギーを守ること。クジラの成分が薬になると分かれば、今度は「合成できるはずだ」「クジラを搾取するな」と騒ぎ立て、実用化の足を引っ張るのが目に見えている。科学的な成果よりも、自分たちの「正義」が優先される。そんな理不尽な外圧のせいで、救えるはずの命が見捨てられるとしたら、これ以上の悲劇はない。結局、彼らが守りたいのは世界平和ではなく、自分たちの高慢な倫理観だけじゃないのか。他国の食文化や医療の進歩を「悪」と決めつけるその姿勢こそ、最も野蛮だと言わざるを得ない。
3、しかしクジラって神々しいよな…イザナギとイザナミの「イザナ」は、『勇魚(イサナ)』だって言う仮説がXで流れて来たけど、個人的には、そうであって欲しいと思う。神様だったとしても感謝して美味しくいただいてしまう日本人が好き。
4、60年代くらいまでは学校給食にクジラの竜田揚げがよく出ました。チョット硬かった記憶はあるけど美味しかったなァ、また食べたい。今でもたまに鯨刺しとしてお店に並ぶことがあるけど高いですね。それにしても欧米では昔から油を取るため「だけ」に捕鯨をし、油を取った残りは廃棄していたという、散々乱獲して頭数を減らしたのは日本だけの責任ではない、日本はそれこそ髭一本に至るまで有効利用して来たのに、自分達の乱獲を棚に上げて日本の捕鯨を批判するのは筋違い。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/479bbb33c2ea37b4c0e5782c5953f0744525a87e,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]