高市早苗総裁が第104代首相に選出された。彼女は21日、官房長官の木原稔氏に閣僚名簿を発表させた。総裁選の対抗馬だった小泉進次郎氏を防衛相に、片山さつき氏を財務相に任命。総務相には林芳正氏、外相には茂木敏充氏を選出した。初入閣は10人、女性閣僚は2人で、日本維新の会と連立せず、自民議員のみの構成となった。新内閣は物価高対策を反映した2025年度補正予算案の成立を最優先課題とし、臨時国会で取り組んでいく方針を示している。
この閣僚名簿の発表から考えられるのは、派閥の力関係や個々の政治家の役割を通じて政治の複雑さが反映される日本の政治文化の深層だ。新内閣は現実の課題に即した政策を立案し、実行することで国民の信頼を得る必要を示している。物価高対策や補正予算の成立に向けて、多くの国民が影響を受ける政策の実施が求められ、これからの経済、社会の発展に繋がる行動を期待したい。
ネットからのコメント
1、高市早苗氏が第104代首相に選出。官房長官に木原稔氏、防衛相に小泉進次郎氏、財務相に片山さつき氏。維新は閣外協力という新たな政権スタイル。高市内閣の特徴は「安定と刷新の同居」だろう。ベテランと若手、保守と改革派をバランスよく配置し、党内融和と世代交代の両立を狙った布陣。ただし真価が問われるのはここから。
物価高、外交、安保、いずれも先送りできない課題ばかり。初の女性首相としての期待が高まる中、“象徴”で終わらせず実行力で示せるかが最大の焦点になる。
2、概ねいいと思うのですが、小泉氏の防衛大人起用だけがちょっと気がかりに思えてしまいました。小泉氏は勘違いで、次期総裁候補の筆頭だと思ってるのでしょうから、これまであまり関わってこなかった、苦手な安全保障性政策についての拍をつけるために、自らこのポストを要求したのかな?
3、石破政権で非主流派だった旧安倍派に加え、麻生氏、茂木氏、小林氏らが固まり、女性初の高市総裁の誕生につながった。昨年とは真逆の構図に、党関係者はつぶやく。「立役者の麻生氏や旧安倍派の復権は間違いない」麻生氏の一声があったようですが、それだけが高市氏の勝因ではないが、高市氏に票が流れたのは間違いない。小泉氏の防衛相は、顔立てながら飼い殺しか…
4、積極財政を掲げつつも、長期金利への配慮から要所に緊縮派を配置した極めて秀逸な布陣だと思う。ただし、ここから先はインフレ対応の舵取りが極めて難しくなる。
しかも過半数割れの政権だ。政策バランスをどう保つかが真価の問われどころだ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/8a6f89b70d43c6a220ae88a12d51dca137478640,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]