1986年4月26日、ウクライナ北部のチョルノービリ原発で試験運転中に起きた事故は炉心溶融と爆発を招き、史上最悪の原子力災害とされる。2016年には老朽化した「石棺」を覆うための金属製シェルターが建設されたが、ロシア軍が2022年2月に侵攻し、一時原発を占拠する事態に。原発周辺の土壌が荒らされ、ドローン攻撃やミサイルの脅威も続き、現在も石棺解体が進まない中、修理費5億ユーロが必要という。原発事故で夫を失った「最初の犠牲者」の妻も昨年亡くなり、その死は象徴的な悲劇と受け取られている。

この事件の深刻さは、核管理の根本的な不備と軍事行動による人命軽視が交錯している点にあります。まず、脆い石棺の老朽化問題が未解決のまま、原発を軍事利用したロシアの行動は無責任で到底許されるものではありません。特に、戦闘によるシェルターの損傷と汚染土壌の拡大は国際社会全体への重大な脅威です。
この背後に潜むのは、原発の管理が全人類の共有課題と捉えられず、国家間の緊張や利益が優先された結果です。
解決策としてまず、①原発を兵器利用から切り離すための国際条約を求めるべきです。次に、②軍事的攻撃や侵入に対する警備を国際的な管理下で強化すること。さらに、③被害地域の放射能汚染を最小化するため緊急拠出基金を創設し、国際協力の下で修復作業を加速させることが求められます。
人類が収まらない技術に手を出し、その後管理の無責任さと軍事優先の短絡的思考で再び危険を増幅させる。この矛盾をいつまで繰り返すのか、今こそ真剣に問い直すべきです。この問題に対する行動は、私たちの倫理と未来への責任が試されています。
ネットからのコメント
1、ずっと前、「リーガン大統領」がアメリカのクレームで「レーガン大統領に代わったが、「チェルノブイリ」はいつ「チョルノービリ」になったのかな?ますこみが「Countach(クンタッシ)」を英語読みで「カウンタック」とか呼んだみたいな、当初の発音の誤りだったのかな? それともロシアの地図名称が変わったのかな? はっきりさせて欲しいものだ。
2、当時小学生でしたが、世界中で大騒ぎになりましたね。テレビで盛んに事故のことが報道されて、学校では先生に雨の日は外に出るなとかヨーロッパのチーズは食べるなとか言われましたね。放射性降下物やチーズは放射性降下物を食べた牛の乳が放射性物質を濃縮して出すからでしょう。ソ連の隠蔽体質で発覚が遅れたが、スウェーデンがノルウェーの研究者が気がついてバレたように覚えてます。隣接するプリピャチの人々の避難も遅れて多くの人が放射線障害で苦しみ、町は廃墟のまま。この事故は完全な人災ですが、原発事故の恐ろしさを教えてくれますね。
3、チェルノブイリには設計に致命的な欠陥があったことが分かってる。作業員が未経験の実験に焦って操作ミスしたということが最初実しやかに流されたが、その後の研究者らの検証により、制御棒の素材の設計に致命的欠陥があり、一定条件下で原子炉が暴走してしまう構造だったことが分かったのだ。日本でも原発でなにかの不具合があると、電力会社は先ず作業員のミスだと言う傾向があるように思うが、実際にはチェルノブイリのようなこともあると思う。
安全文化の中には人のポカミスにだけ原因を押し付けず、ミスが生じても、事故に発展することを防止できる仕組みづくりも入ってるはず。原発は、欲しがりません勝つまでは、とか、一億総員火の玉だ、みたいな精神論だけで安全を確保できるものではないと思う。はっきり言って、こういう世界情勢で核分裂を使って発電するような電源はもう要らないと思う。
4、ロシアはチュルノブイルやサポリージャ原発を意図的に攻撃、これは戦術核攻撃に相当します。汚いこと含めて何でもやるプーチンは人類の敵です。時間をかけても世界の秩序の回復を願いたいと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f4fb6e82fe4a5c9cf1544eeac098604a65aebd09,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]