南米ペルーの大統領選決選投票において、ケイコ・フジモリ氏が得票率50.11%で左派候補ロベルト・サンチェス氏に4万3386票差をつけ、大統領就任を確実にしました。未集計票は4万0213票で逆転はほぼ不可能と推測されています。サンチェス氏は選挙結果を巡る不正を主張し異議を申し立てましたが、選挙審議会は申し立てを却下。南米では右派のフジモリ氏とコロンビアの右派勝利も重なり、地域の政治的右傾化が鮮明化。選挙結果の公式発表は7月中旬に予定されています。

今回の選挙結果を巡り、ペルー国内外の政治的健全性と民主主義のあり方が問われる状況となっています。選挙そのものは決選投票で極めて僅差を見せ、フジモリ氏が逆転を確実としました。しかし、左派候補のサンチェス氏が「不正が行われた」と証拠なく主張し、選挙結果を否定する姿勢を示したことには、政治的に懸念があります。
不正を訴えるのであれば、具体的な証拠に基づく透明な調査が求められるべきです。一方、フジモリ氏側も、国民から不正疑惑を払拭するために透明性が求められます。
制度の欠陥に関しては、遅延された集計プロセスや不正申し立てによる緊張感の高まりが浮き彫りになりました。ペルーだけでなく、南米全域で民主主義を堅持するためには、①選挙過程の改善、②不正疑惑を解決する第三者機関の強化、③国際監視団の増設が具体的な対策として考えられるでしょう。今回の状況は、民主主義が多数決だけで担保されるわけではないことを示しています。選挙制度の弱点は国家の信頼に関わる問題であり、根本的な修復と透明化によって女性議論を伴う社会的対話が鍵となるでしょう。
ネットからのコメント
1、日本にとってペルーは銅や亜鉛など、日本の産業に不可欠な資源の供給国です。政権が代わって経済政策が迷走すれば、日本の製造業にとっても大きなリスク。フジモリ氏の勝利による現状路線の維持は、投資家や現地進出企業にとってはとりあえず安心材料でしょう。まずは新政権が国内の分断をどうまとめ、ビジネス環境を安定させてくれるかに期待したいです。
2、サンチェス氏は選挙前にはいかなる結果も受け入れると言っていたのに、負けそうになると選挙に不正があったから無効だと言い出す…嘘つきは信用出来ないよね。EU等の他国から派遣された選挙監視団も選挙は公正だったと発表している。選挙前からフジモリ新大統領の支持率はトップだった訳だし、接戦とは言え民意は示されたのだから受け入れたら?そんなに、自分の国が信じられないのか?
3、ペルーは、日本にとって大切なパートナーの1つ。鉱物資源の供給先として、チリと並び緊密な関係性が必要とされます。ペルーから輸入される 亜鉛や銅…金は、日本の製造業の安定した活動を支えています。
4、どういう政策をされるか分かりませんが、日系ペルー人ということで日本人として馴染みがある印象はあります。ペルー国民のために経済が上向き、治安もよくなることを期待します。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/6a26fcfa6e98e37d22d084c1c1eeabf0086e83df,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]