5月18日に放送されたバラエティ番組『あのちゃんねる』で、出演者のあのが「嫌いな芸能人」として鈴木紗理奈を名指しした発言が物議を醸した。この発言は番組企画によるものだったが、鈴木紗理奈はインスタグラムに「ショック」と心情を吐露。番組側のテレビ朝日は22日に鈴木側と誠意を持ってやりとりする方針を明らかにし、制作スタッフの配慮不足を認めて謝罪した。さらに、あの本人も主導された企画による結果的な巻き込まれであったと説明された。本件は、出演者同士の不快感や信頼喪失を招いたほか、制作側の責任や企画調整のあり方に疑問が投げかけられた。
今回の問題は、制作の配慮不足とその構造的な欠陥にある。テレビの影響力を背景に、「嫌いな芸能人を名指し告白する」という趣向は、どの当事者も得をしないリスクの高い演出だった。その企画には、事前の信頼構築や念入りな確認が欠けていたことが明白だ。さらに、当事者不在でデリケートなテーマを扱う内容は、放送倫理や関係性の慎重な扱いを欠いており、視聴者に誤った印象を与える恐れもあった。
その解決策として、第一に、番組制作において全関係者の事前合意を得るプロセスを導入すべきだ。
第二に、テーマ選定の段階で、社会的影響や当事者双方の心理的負担を考慮する基準を設ける必要がある。第三に、放送後のフォロー体制を明確化し、問題発生時の迅速な対応と公開説明責任を果たす運用体制を強化するべきだ。
「エンタメ」とはいえ、その名を借りて個人の尊厳を軽視してはいけない。視聴者が求めるのは面白さであって、決して他者を傷つける歪んだ楽しさではない。本件はテレビが持つ力をどう使うかという価値観の問題であり、放送側がその責任を再認識する機会であろう。
ネットからのコメント
1、たぶん、若くてネットに影響された馬鹿な製作者がyoutubeと同じく「人の名前を出して悪口を言う」やり方がウケると思ったんじゃないかな。特にあのは粗品と関係性が深くて、その粗品は人の悪口を言って盛り上げる人間だしさ。それをやれば面白いと思っちゃったんだろうね。あのもあので芸人じゃないくせに喧嘩芸やろうとしてるのも問題だけど、まあ、そのうち見なくなるでしょ。フワみたいになるんじゃないかな。
2、今回の件は、バラエティっていうより普通にトラブルになってしまった感じですね。
番組側も謝罪しているので、もう笑いで終わった話ではないです。そもそも企画の作り方や事前の確認がちゃんとできていれば、ここまで問題にならなかったと思いますが、結果的に出演したあのちゃんだけが矢面に立つ形になっていて、こういう騒動が続くとあのちゃんのイメージが悪くなる影響は出てしまうと思います。
3、当日この番組を観ていましたが、一方的に嫌いな芸能人を発表する企画だったように思いますが、イニシャルトークと言えど何となくその相手がわかるような番組構成だったように思います。他人の悪口ばかりで面白くなくチャンネルを変えました。バラエティ番組ならもう少し笑いに変えられるネタなら良いですが、一方的にまたそこに居ない人の誹謗中傷をするのはいかがなものかと。
4、同じ局のロンドンハーツの格付けのように、タレント同士が本人の前で嫌いだと発言したり、視聴者アンケートで嫌いだと示されたりした場合、本人が反論する機会が与えられるのは妥当ですし、ただ、本人が不在の状況で、嫌いだと発言したり、悪口を言ったりすることは卑怯な行為であり、それを看過し、騒ぎにならない限り問題視しない番組スタッフ、フォローを行わない芸人も問題であると思います。
また、同局で朝、昼、晩と報道番組でイジメ問題を取り上げているにもかかわらず、例え部署が異なっていても、同じテレビ局内で情報共有が行われていないこともいかがなものかと思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/cf23693c65d939b76c63f5b77c76b113f2ad3bc0,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]