午後2時過ぎ、さいたま市西区の中学校で催涙スプレーが噴射され、生徒16人が気分不良を訴え病院に搬送されましたが、命に別状はありませんでした。催涙スプレーは不審者対策として配置されていたとされ、現場で誤って噴射された可能性が考えられます。不審者の侵入や故意性は確認されておらず、警察と消防が詳細を調査しています。

催涙スプレーが学校内で誤噴射され、生徒たちが体調を崩したという事態は、防犯策として設置されたはずの道具が逆にその管理不十分により事故を招いた典型的な例です。特に学校という場では、生徒の安全が最優先事項であるはずです。しかし、不審者を防ぐための道具が容易に扱える状況にあったことは、安全管理が甘い証左と言わざるを得ません。
根本的には、学校の危機管理体制に盲点があったことが問題です。まず、不審者対策として設置する道具の管理方法を徹底するべきです。
1つ目に、使用指針や規則を厳格化し、生徒や一般職員が触れることができない仕組みを設けること。2つ目に、万一の使用ミスが起きないよう、鍵付きの保管場所に保管すること。3つ目に、全職員へ道具の取り扱いやリスクを理解させる研修を定期的に実施することが求められます。
教育現場が、本来保護すべき生徒たちに危険を及ぼすことがあってはなりません。「守るつもりの準備が、危険を招いてしまう」矛盾をこの事件を機に徹底的に見直し、安全保障の根本改善に繋げる必要があります。
ネットからのコメント
1、学校が不審者対策として催涙スプレーを備えていたこと自体は間違っていないと思います。本気で他人の命や安全を脅かす相手を、誰も傷つけることなく確実に止めるのは現実には困難です。だからこそ一定の抑止力や制圧力を持つ対策が必要になります。その上で、今回の件が本当に「誤って噴射した」のであれば不注意の問題ですが、学校に保管されている催涙スプレーを作動させれば周囲に被害が出ることは容易に想像できるはずです。個人的には故意の可能性も疑われる事案だと感じます。
もし意図的な行為だったのであれば極めて悪質であり、本人だけでなく保護者にも相応の責任を求めるべきでしょう。社会にはルールを破れば大きな責任が伴うという現実があり、その明確な線引きがあってこそ同様の行為への抑止力になると思います。
2、誤って噴射された可能性があるとのことですが、催涙スプレーは通常、誤噴射を防ぐためにロック機構や強い押し込みによる操作が必要になっているはずなので、今回のような形で校内で誤噴射が起きた経緯については気になります。また、目に入った場合、特にコンタクトレンズを装着していると薬剤がレンズと角膜の間に残りやすく、角膜を傷つけるリスクもあるため、その点も含めて健康被害が広がらないことを願います。実際かなり危険なものですから、取り扱いには充分慎重になっていただきたいですね。
3、催涙スプレーは学校の備品だったようで、不審者対策で備え付け自体はあり得る事と思うが。「誤って噴霧」という情報には疑問を感じる。操作したのが教員か生徒か不明だが、16人が体調不良というのは相当量が撒かれたはずで、生徒のイタズラか悪ふざけ、故意だったのでは。
かなり強烈なものらしいから、普通は消火器等と同じような安全ロックがあるはずだ。学校の備品と言っても、例えば金属バットや木刀等は「凶器」になり得る。家庭科のキッチンナイフ等もそうだ。イタズラや悪ふざけとしても度を越しているのでは。予め、威力を知らしめておく必要があったケースではないかと感じる。
4、催涙スプレーが誤って噴射されることはない。面白半分や・いたずらで噴射したのだろう。で、言い訳は「こんなことになるなんて思わなかった・・」でしょう。中学生なら後先は考えないでやってしまう事は安易に考えられます。学校に催涙スプレーを設置することは悪い事ではないが、何のためなのか、使い方はどうするのか、もし人にかかればどうなるのかを十分に話し合ったのでしょうか。必要なのは「それが何なのか」を話し合う事だと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/194fd9e193c35894e55e9cfbfe0fea84185916bf,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]