米政権の国防予算240兆円要求をめぐる発表は、国際社会に深刻な課題を突きつけている。まず事件の現状として、トランプ政権が発表した国防関連予算は過去最大規模となり、前年から42%増加して240兆円に達する一方、国防以外の予算は10%削減される計画だ。これはイランとの緊張関係など、同政権下の対外優先政策を反映したものとして議論を呼んでいる。

本質的な問題は、この膨張する軍事予算が、公共福祉や教育、医療などの基礎的な運営資金を犠牲にする仕組みにつながり、それが国民の生活水準に影響を与え得る点だ。軍事力の強化は決して世界の安全を保証するものではなく、むしろその一極集中が国際的な緊張を悪化させる可能性を秘めている。また、議会の予算編成権があるとはいえ、立法と行政間の均衡が揺らぐ懸念も見逃せない。
この問題を解決するには、第一に、軍事予算の増加が国民生活や世界平和にどう影響するかを徹底的に検証する公開型の議論が必要だ。
第二に、軍事と非軍事分野の予算配分を再評価し、バランスを取り戻す仕組みを整備すべきだ。そして第三に、国際間の対話と協調による安全保障を推進し、軍事力のみに頼らない外交政策を強化するべきだ。
結論として、240兆円もの規模は確かに歴史的な数値だが、それが人々の平穏な未来を脅かすものであれば、その異常性を強く指摘しなければならない。軍事力だけが力ではない。政治は人々の幸福を最大化するための手段であるべきだ。
ネットからのコメント
1、アメリカは日本よりずいぶん早く近代化された国であり、そのインフラの老朽化は非常に深刻な状況で進行しており、道路、橋、水道、送電網など広範囲にわたっているそうです。莫大な防衛予算を出す状況では無いと思います。トランプ大統領は本当に利害関係がある方面にしか関心がないビジネスマンなのだと思います。79歳の古い価値観で、アメリカの没落と地球環境の悪化を加速させているようにしか見えません。
2、240兆円とは驚異的な金額だが、ただでさえ予算で民主党と揉めて政府が閉鎖したりしているのに、こんな巨額の軍事予算が通過するのだろうか。
アメリカ国内のインフラ維持や原油高対策にも金を使わなければならない状況で軍事費以外は10%削減というのは国民の理解を得るのは難しいのではないかと思いますね。
3、軍事大国だと言われる中国やロシアでも、昨年度の軍事費はそれぞれ約40兆円と20兆円。この予算が通るなら2つ合わせてもアメリカの1/4にも満たないことになる。しかも現状アメリカは世界で最も好戦的な国。「世界に平和と繁栄をもたらせるのはドナルドだけ」という首相の言葉が何とも虚しく響く。
4、すごい額だとは思うが、米に対する潜在的な嫌悪は世界中で高まっているのでそれぐらい必要かもしれない。今後アメリカのリスクは高止まりするだろう。軍事技術から技術発展につながることもあるかとは思うが、トランプのもとでは大したものは生まれない気もする。トランプを生み出した米国人に対する失望も広がっている。選択した責任があるとはいえ、ここまで無茶苦茶するとは思っていなった人々も多いだろうから可哀想な気もするが、アメリカの損失はなかなかのものになるかもしれない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/fdd01204c17d58633b8cac0a16e813b7fca85e82,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]