3月10日から配信が始まったNetflixの実写版「ONE PIECE」シーズン2が、公開初週で1680万ビューを記録し、世界1位を獲得する大成功を収めました。実写版に対する期待の高さを裏切らず、特にチョッパーの実写化が注目されていましたが、原作者尾田栄一郎氏の関与が功を奏し、Rotten Tomatoesで批評家評価100%を得るなど非常に高い評価を受けています。Netflixは、同シリーズの盛り上がりを背景に、ストレンジャー・シングスやイカゲームなど人気シリーズの終了に伴う戦略的見直しを迫られており、ワーナー・ブラザース買収の失敗を経て、日本のマンガやアニメの実写化が同社の新たな人気コンテンツ獲得の方向性を強める要因となっています。

今回の実写版「ONE PIECE」の成功は、Netflixの戦略の再評価を迫る結果に至っています。
かつて「ストレンジャー・シングス」や「イカゲーム」などが終了し、同プラットフォームは看板シリーズを失い、観客維持に苦戦している状況下で、「ONE PIECE」は救世主の役割を果たし始めています。「ONE PIECE」の高評価は、いかに世界の観客が日本のマンガ原作を求めているかを示しています。Netflixは今後、更に多くの日本のコンテンツを実写化し、世界の舞台で競争力を高める必要があると言えるでしょう。具体的には、他の人気マンガの実写化への投資を強化し、成功したコンテンツのフォローアップ計画を確実なものとし、新しい市場の開拓を積極的に進めるべきです。これにより、「ONE PIECE」の成功は単なる一時的なものではなく、Netflix自体の勢いと質の向上に直結する可能性が高いでしょう。日本のマンガの存在感が逆境を乗り越える源泉となっている点が印象的です。


ネットからのコメント
1、救わないといけないような状況ではない気もするけどね。「ケデハン」「フランケンシュタイン」はアカデミー賞にも輝いたばかり。イカゲーム、ストレンジャーシングスも、別に打ち切りになったわけではなく、物語が完結したに過ぎない。(一方で、シーズン1、2で打ち切りになったものも多数)実写化、アニメ化は数年前から注力していて、「今際の国のアリス」「幽遊白書」「カウボーイビバップ」「PLUTO」「超かぐや姫」等があり、「BEASTERS」はネトフリでFINAL SEASONが製作されたりもした。「ドロヘドロ」のシーズン2もやってくれるらしい。国内で実写化が困難だったものを制作したり、地上波で打ち切りになった作品を拾い上げたり、むしろNetflixに助けられているという感じすらある。その集大成が「ONE PIECE」の成功なんだと思う。
2、Netflixの良さは、視聴者が見たいものを見せ続けなければ生き残れないところにあると思う。視聴者が求める作品を集め、制作し、配信することで成り立っている点で、日本の民放やNHKとは根本的に違う。スポンサーの顔色ばかりうかがったり、国民から半ば強制的にお金を集めたりする仕組みではない。視聴者から直接お金を受け取るからこそ、本当に見たいものを見られる環境が成り立つ。しかも広告は一切入らない。こういう動画配信の仕組みは、とても健全だと思う。その中に、私たちが子どものころから親しんできた日本のアニメが入っていけるのは、やはり嬉しいことです。
3、マンガのキャラクターって歳をとらないイメージだから、実写版がシリーズ化されると出演者もどんどん歳をとるからイメージを保つのも課題かも。ONE PIECEのシーズン2も加齢を感じる人や妙に筋肉モリモリになってたりしてちょっと繋がってない感じもした。
4、アニメの「刃牙道」が公開週にNetflixの世界ランキングで2位に入ってて驚きました。「ジョジョの奇妙な冒険」が欧米で高い人気を得てるのは知っていたし、荒木さんの個展に海外から来客が来る様子もニュースで見ていましたが、いつのまにか刃牙シリーズも人気なんですね。
これらは日本側から仕掛けたものじゃないので、ほぼアンコントロールに突如世界に見つかって人気が広がる形です。世界で成功することでこうしよう、ああしようとビジョンを持っているサブカル関係者が少ないことでビジネスチャンスを逃す可能性があるので、そういう専門的な人材の育成も必要でしょうね。ただ決して、そこから逆算する形で「世界で稼ぐためにこういうものを作れ」と作家たちに言ってはいけませんが。その時に日本のサブカルは終了すると思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/8cf1e57306a62649a8f0873723bae6f4b8cd5d3e,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]