事件概要:2023年4月14日、赤沢亮正経済産業相は記者会見で、シンナーの流通に目詰まりが発生していると報告し、メーカーに生産を抑えないよう要請しました。シンナーは塗料の希釈に使用される製品ですが、原料となるトルエンやキシレンの供給不安が原因で、メーカーや卸売業者において出荷量半減の動きが発生しています。赤沢経産相は、原料の供給量は十分とし、調整を行うことで問題の解消を図る姿勢を示しました。

コメント:シンナー流通の目詰まりは、日本の産業基盤にも影響を及ぼしかねない深刻な問題です。一部のメーカーや卸売業者が原料供給不安を理由に生産を抑える動きは、市場の安定を揺るがし、結果的に業界全体に不信感を与えています。問題の背景には、原料供給見通しの明確性欠如や供給チェーン管理の不備が存在しています。これに対処するため、経産省や企業が協調して以下の改革を進めるべきです。
第一に、原料供給の情報共有を徹底し、不確実性を排除する仕組みの導入が急務です。第二に、長期的な供給計画や危機時の代替ルート構築を推進し、予防策を強化すべきです。第三に、関係者間での連携をさらに深化させることで、情報の遅延が市場マネジメントに影響を及ぼさない体制作りを行う必要があります。
これらの施策が実現されなければ、今回の目詰まりは単なる教訓ではなく、日本の産業の脆弱性を示す重大な警告となるでしょう。日本の安定した製造業と産業競争力を守るために、今後は計画性と協調性を高める包括的な改革が求められます。
ネットからのコメント
1、実際に自分もシンナーを買えなかった。自分はDIY用だから、さほど困らないけれど、塗装業の人などは大変だろうと改めて実感。報道でも、塗装業…、クリーニング…、医療関係…、在庫不足で困ってる話が増えてる。ところで目詰まりと簡単に言うけれども…、先日TVのインタビューで聞いたのが、在庫が有るからと、次の入荷が何時になるのか判らないのに、全量出してしまって良いモノか…。
出荷調整は必要な事…、それを目詰まりと言われても困ってしまう…、今月で在庫が零になってしまえば、来月売るモノが無い事になる。こういう趣旨の事を言ってる卸の人がいました。コレはコレで理屈としては合ってると思うし、記事の内容もこんな趣旨でしょう。経産相は、「問題は解消できる見込みだ」と事業者へ解消要請したと言うけれど、あくまでも「見込み」で確定ではナイ。危機管理は最悪を想定してが基本。見込みが甘いと思うが…。
2、溶剤やら化成品そのものをアメリカから輸入はできんもんなのかね?シンナー・アセトン・酢酸エチル・トルエン…なんでも良いから持ってきてもらいたい状況なんだが。全体で例年の5割くらいの供給として、大企業が例年実績を押し通したりするから末端に全く回ってこない。大企業は使う量も半端ないから現状入手可能量の1割抑えてもらえるように誘導してほしい。それだけでかなりの事業者の仕事が回ると思うわ。
3、流通の「目詰まり」で済ませるんでしょうか。実際に報道でもありましたが、さまざまないわゆる川中、川上の業者ですか、製品が入ってこないと言っているのですよ。
流通段階で何処かの業者が出し渋っているかのように責任転嫁しても何の解決にもなりません。 韓国では石油の確保ができたために備蓄放出はしないそうです。高市政権は韓国のように必要な石油量を確保できないのでしょうか。備蓄放出だって、実際数ヶ月分しかないはずですし、この石油だって先の石油危機から学び、先人たちが大切に守ってきた備蓄ではないですか?それを一時の総理の判断で、外交努力もせずじゃぶじゃぶ使っていいのでしょうか。
4、「目詰まり」という表現は、どうしても言い訳に聞こえてしまう。権力のある人が仮に間違ったことを言ったとしても、気付いたらそれを訂正すればいいだけ。間違ってしまったことに気付きながら、虚偽を重ねるようでは、為政者の資質としては疑問符が付くだろう。とにかく、「目詰まり」などという言葉は使わずに国民に本当のことを説明していただきたい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/6a294f7ab7baa18311cd98c1cdc218979c1ffa90,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]