1月に86歳で亡くなった将棋界のレジェンド・加藤一二三九段に、日本将棋連盟が特例で「名誉十段」の称号を追贈することを発表。加藤九段の初タイトルが竜王戦の前身である「十段」であり、棋界の頂点を目指し続けた姿勢を顕彰する決定となった。彼は1969年の十段戦で、棋界の覇者・大山康晴十五世名人から初タイトルを獲得。当時、第4局で7時間の大長考から「天来の妙手」と呼ばれる一手を指し、伝説となった。2016年には藤井聡太四段のデビュー戦相手を務め、14歳の天才に「最善を追求する姿勢」を学びたいと言わしめた。葬儀後は、本人の意向を尊重し儀礼を辞退した形で、追悼が進められる。

加藤九段の功績とその追贈は、記録だけでなく将棋界の発展に寄与した深い人間性への証です。彼の叡智や姿勢に触れる機会を未来へと紡ぎ続けましょう。
ネットからのコメント
1、正直、もっと早くてもよかったのではと思いますが、「名誉十段」の追贈はとても納得できる判断です。そもそも十段は加藤一二三さんが初めて獲得したタイトルであり、その意味を考えれば自然な流れだと思います。記録や実績はもちろんですが、長年にわたって将棋の魅力を広く伝え、「ひふみん」として親しまれた存在でもありました。そうした功績がきちんと形として評価されるのは良いことですね。形式にとらわれすぎず、実績に見合った評価をする姿勢は大切だと感じます。
2、改めて加藤名誉十段のご冥福をお祈りいたします。加藤名誉十段。素敵な称号だと思います。升田幸三実力制第四代名人だったと思うが、そもそも九段は名人の段位と言っていたと思うが、その名人の段位を超える段位を特別な称号として追贈されるのは加藤名誉十段がいかに将棋界で特別な存在であったかを長く将棋史に留めることになるはずです。中原十六世名人も特例で最初に名乗った称号は永世十段でしたが、将棋界で十段の称号を持つ棋士は大山十五世名人、中原十六世名人と加藤名誉十段だけ。
そして十段戦がなくなった以上、今後十段を名乗る棋士は現れないでしょうから。
3、世代交代の場には必ず加藤一二三がいた。羽生善治の5二銀。藤井聡太のデビュー戦。偉大なる棋士は節目節目で必ず姿を現す。神武以来の天才。多くの棋士の中、これほど異彩を放つ異名を手にした棋士を、私は他に知らない。加藤一二三さんのエピソードもたくさんある。・秒読み中でも「あと何分?」と聞く・他人の対局でも「あと何分?」と聞いてしまう。・解説では、解説せずに一人で納得し沈黙。・エアコンの音が気になるので消そうとしたら、間違えて部屋の照明を落とす。・当時の三浦七段と冷房のスイッチ、オン・オフ合戦。・感想戦で二歩をした。・滝がうるさいので、滝を止めてくださいと頼む加藤一二三棋士の、平安の眠りを祈ります。
4、加藤一二三九段はいつぞやの棋士総会で、「私は九段になってから900勝もしているのだから、十段の称号があってよいのではないか」と提議したことがある。でも却下された。弟子がいないから、働きかけてくれ棋士もいなかったのか?せめて「名誉十段」の称号を生前に授与してあげればよかったと思う。
また、御本人は途中で解消してしまった十段位なんかより、名人位に強いこだわりと誇りを持っていたでしょう。いまは「実力制第六代名人」にしてあげたほうが、泉下の御本人もファンも喜ぶだろう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e73d3b381602a1b17a161d934ac30fb6e3f3734f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]