国民民主党の榛葉賀津也幹事長は14日、自民党の鈴木俊一幹事長と会談し、連立入りへの返答を保留する意向を示しました。会談では、自民党から政治の安定性を理由に連立参加の誘いがありましたが、榛葉氏は政治の安定には賛同しつつも、政策実現の重要性を強調しました。特に「年収の壁」の178万円への引き上げやガソリン暫定税率の廃止を求め、信頼関係の積み上げを重視する姿勢を示しました。
これらの政策が年内に履行されるかどうかを見極めることが肝要であると述べ、連立入りの決断を急ぐ考えはないとしました。この背景には、政治とカネにまつわる姿勢の違いから与党内で連立解消の動きがあり、政局が混迷していることが挙げられます。
この状況をよく見ると、日本の政治舞台では根深い問題が横たわっている。榛葉幹事長の慎重な対応は、党の政策実現を最優先に考えたものであると理解できる。しかし、これまでの約束が履行されず、信頼が築かれないままでは、政治の安定を口にすることは無意味だ。まず、制度そのものの透明性を高め、利害にとらわれない政治文化を醸成することが重要である。具体的な改善策として、透明性を確保するために政治資金の流れを明確にする法改正が必要だ。さらには、政策実現における進捗状況を定期的に公開し、国民への説明責任を果たす制度を設けるべきである。
最終的には、政治家個々の倫理観を高める教育制度の導入を検討すべきだろう。日本の政治が進化するためには、一時的な利益ではなく、持続可能な信頼関係こそが本質であるということを肝に銘じるべきである。
ネットからのコメント
1、連立は組まなくていいと思う。確かに政策も近いし組んだ方が安定はするだろうけど。政策ごとでしっかり連携して必要な法案予算には賛成。利権の温床になっているものには反対など閣外からの協力でいい。何でも反対かつ反日の立憲とは明確な距離を置くべき
2、「極めて具体的、かつ国民に寄り添った政策を年内、新政権がやりきるかどうか見極めたいと申し上げた」とも付け加えた。……とわざわざ言ったというのは、やはり野党連合の線は難しくて、とりあえず少数与党でも高市政権が発足することが前提の話に読める。深い意味はないのかもしれないが、政治家の公の発言というのは個人の雑談とは異なり普通は見え方も意識してされるもので、玉木氏の最側近の認識としては興味深い。個人的には自民や維新などならまだしも、立憲との本質的な政策合意は困難であるし、仮に一時的に約束されたとして数の上では立憲が第一党になる野党連合で、政策的に反対を向く立憲に対して国民民主党が主導権を握り続けられるかははなはだ疑問なのだが。
さてどうなるか。
3、自民党とは基本政策の一致点が多くあるし、税調ラスボスの宮沢氏が退くようなので、国民民主の掲げる減税政策もすんなりいくのではないのだろうか、こうなったら、玉木代表が財務大臣になることを条件に連立し、それが実現出来たら、思い切った減税と財政政策で、日本経済を立て直すことが出来たら、国民民主党は大躍進できるのではないのだろうか、、、それから、元々選挙で勝負する予定があったのだから、調整がうまくできない選挙区はガチンコ勝負することも条件に付け加えることも必要だと思います。これまで国民目線の政策実現を言い続けてきたのだから、減税政策の早期実現のためにも、それぐらいの気概を見せてほしいと思います。出来ないようなら、現状程度の議員を抱え国民に耳障りがよい政府批判だけすればいい、国民民主党の党首に居座り続けたいんだなって思えてしまいます。
4、ああ。野党連立はなくなったのですね。あとはこれがフェイクで首相指名当日に突然野党が結集投票することになるが、流石にそんな伊東市のようなチラ見せ幹事長会談なんてしないだろう。
高市さんは実行力があるから高市内閣を見たいというのは凄く世論に近くそこらへんは国民は上手いですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/256859ecd05ea2300fc72ea2e7f55a1f6bc823f5,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]