2025年12月、福岡県久留米市で「若者たちに広がる覚せい剤、大麻、市販薬乱用-夜回り先生、いのちの授業-」と題した講演会が開催され、水谷修さんが講師として招かれた。彼は覚醒剤や売春によってHIVに感染しエイズを発症した少女「アイ」の悲劇を語った。アイは12月に入院し、病状が悪化する中、水谷は病室を訪れることができず、友人の医師からの訴えで再び顔を出す。
アイは衰弱し水谷を優しく迎えた。彼女の願いは同じ境遇の若者を救うため講演で自らの話を伝えることだった。10月15日、アイは薬物の影響で麻酔が効かず苦痛の中で息を引き取った。

水谷修さんの講演が描き出すのは、薬物乱用が若者に与える深刻な影響と、社会全体の制度的欠陥です。覚醒剤や市販薬の乱用が広がる背景には、適切な教育や支援体制の欠如があります。若者が薬物の危険性を正しく理解しないまま、簡単に手を出してしまう現実は見過ごせません。まず、学校教育での薬物教育を充実させるべきです。次に、若者が相談できる専門の窓口を設置し、身近に支援を得られる環境を整えましょう。さらに、薬物の販売や広告に対する規制を強化し、未成年が簡単に手に入れられないようにすることが求められます。これらの対策により、一人でも多くの若者を薬物の影から救い出すことが可能です。
社会は問題を放置するのではなく、勇気を持って立ち向かうことが求められます。これは単なる制度の欠陥ではなく、未来を支える若者に対する責任の問題です。
ネットからのコメント
1、家庭と地域で子どもを見れない大人が忙し過ぎて子どもを見れない。社会への参画は仕事することだけじゃないです。家で子育てする。あったかいご飯作ったり、掃除したり、布団を干してやったりなんか、そういうお母さんも今はみんな仕事に出ないと子ども育てられない貧しさになってます。子どもが子どもの時くらい、一馬力でも豊かに暮らせる社会に戻してほしいです。
2、今の日本は男性も女性もがむしゃらに働かないといけないくらい貧しい。全て国の政策の失敗だと思います。子供が幼少の時は家に母親がいて落ち着く場所が必要です。父母から兄弟、祖父母、親戚、地域の人等に囲まれて徐々に社会が広がっていきます。今は父母も共稼ぎで地域のつながりも少なく子供が育つ環境が疎かになっています。男女共同参画のあり方を見直した方が良いのではないかと感じます。
3、25年前、私の通っていた高校へ講演で来てくださった。
夜の世界とは程遠い田舎の進学校だったけど、ただただ先生の話に衝撃を受け吸い込まれた。そして数年後、わりと身近に薬物乱用者がいると知り、先生の話を何度も思い出した。先生と関わった子ども達は、先生の話の中でずっと生き続けている。
4、アイさんは先生のことを心から信頼していたのだと思いますよ。最後の最後まで会いたいと思えるほどの大切な存在だったと。先生もお体の具合が悪いとのことですので、ご自愛ください。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/007cca5bf744f7b7b34e524e5c1e52400e022b52,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]