"150万円を払わせたママ友、次は寿司300万円" 第12話
ごゆっくり
最初の返済は、約束通りに入があった。額はさくても、きちんと振り込まれたことに私はほっとした。ぽて子さんも、寿司への支払いを続けていると聞いた。無理をしてべた分は、結局、自分たちで払わなければならない。
その、ぽて子さんから「ママ友だから、もうし融通してくれてもいいのに」と言われたことがあった。私は返事をしなかった。必なことは、もう面にしてある。約束通りに返してくれれば、それでいい。
幼稚園では、すももとももちゃんが、今まで通り緒に遊んでいた。子どもたちに、の銭トラブルを背負わせたくはない。すももには、ぽて子さんのことを悪く言わなかった。ただ、「おを貸したり、代わりに払ったりするは、パパとママに相談してね」と伝えた。
「うん。分かった」
すももは、折りを畳みながら返事をした。幼稚園の友達と遊ぶことと、同士のおの話は別だ。私は、そこを混ぜないように気をつけた。
ある週末、達也が「今度こそ、昇祝いの続きをしよう」と言った。あのは、百万円の請求で終わってしまった。私たちは、族でさなへかけた。級ではないが、すももが好きなハンバーグがあり、達也も気に入っているだ。
「今は、ちゃんと自分たちの分だけべようね」
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私がそう言うと、達也は笑った。
「当たりだろ」
すももはメニューを見ながら、デザートにプリンを選んだ。事の、でプリンを分けてべる。特別なことは何もない。それでも、誰かの分まで払わされる配をせずに、ゆっくり過ごせるのはありがたかった。
をた、入のくで、ぽて子さんを見かけた。彼女たちはに入ろうとしていた。ぽて子さんは私に気づくと、し気まずそうな顔をした。私は軽く会釈だけして、歩きした。
「ママ、今の、ももちゃんのお母さん?」
「そうだよ」
「緒にごはんべないの?」
「今は族で来たからね」
すももは「そっか」と言って、達也のを握った。
のでは、ぽて子さんが席に案内されていた。私はち止まらず、通りを歩いた。背の方から、員の「ご注文がお決まりになりましたらお呼びください」という声が聞こえる。
あの、私は員さんを気の毒にって、百万円をて替えた。けれど、相の都まで背負う必はなかった。助けたいとったは、何をどこまで助けるのか、自分で決めればいい。
「今は楽しかったね」
達也が言った。
「うん。今度はデザートだけべにこうか」
「また贅沢するの?」
「昇祝いの続きだから」
すももが笑い、達也も笑った。私たちはで、へ向かって歩いていった。