事件概要:2023年4月6日、岡山大学の研究グループがカラスの黒さの仕組みに関する新たな研究成果を発表しました。研究によれば、カラスの羽の色を決める「MC1R」という受容体は、通常の鳥類とは異なり、ホルモンの刺激がなくても常に最大レベルで働き続けることが判明。カラスの黒さは、複数の遺伝子変化が組み合わさった結果とされ、重要な生物学的メカニズムを解明する一歩となりました。この成果は、国際学術誌「General and Comparative Endocrinology」に掲載されており、進化や色素形成に関する理解の深化が期待されています。

コメント:自然が生み出した進化の巧妙さを改めて感じさせるこの研究は、生命の多様性と適応の奥深さを示しています。カラスがその黒さを個別の遺伝子変化ではなく、複数の変化の組み合わせで獲得したという発見は、進化が単純な線形プロセスではなく、複雑で創造的な道筋を持つことを物語っています。
さらに、MC1Rが色だけでなく、細胞活動やシグナル伝達に関わる重要な要素である点は、他の生物学的研究へも幅広い応用が期待できるでしょう。自然科学の追究が私たちの周囲に普遍的に存在する「当たり前」の謎を解き明かしていく様子は、科学の進歩とロマンに満ちており、私たちの視点を広げてくれます。
ネットからのコメント
1、そういわれれば他の鳥、鳩なんかは色の違う個体が結構あったりしますが、色が固定されている種も結構ありますね。カラスは当然のように黒いものだと思っていましたが、MC1Rという遺伝子が絡んでいたんですね。常に真っ白の白鳥やタンチョウなどもきっとこの遺伝子が白くし続けているんでしょうね。食性によって色の変化が生じる種もありますが、これもこのMC1Rが関係しているんでしょうか、気になります。イグノーベル賞候補かもですね。
2、黒い事のメリットの研究ではなく、黒く居続けらる事を突き止める研究なんですね。そう言えば身近な犬や猫のブラックは高齢化で白けていきますが、カラスは一生真っ黒ですね。自分はそもそも真っ黒にどんなメリットがあるのかが気になります。
3、フクロウの染め物屋、とかって昔話を読んだことがある 昔、真っ白だったカラスが、染め物屋を営んでるフクロウに綺麗に染めてもらおうと思ったが、カラスが次々に無茶な注文をするから、しまいには怒ったフクロウが真っ黒に染めてしまった…カラスは今もそれを恨んでいて、フクロウを探し続けてる だからフクロウはカラスが寝静まった夜に活動するようになった 昔話って、よくできてるなぁ
4、かーらすー何故鳴くのー じゃなくて何故黒いーwカラスが黒いのは当たり前のことで、たいてい人はなんでなんて考えたことないと思うんだが……よくこういう疑問をもったものだなあ……。ずっとスイッチが入りっぱなしで黒いなら、他の種の身体が単色なのも、同じような理由だったりするかもなのかな。フラミンゴのピンクは食べ物が原因だけど。スイッチが入りっぱなしになるきっかけがわかって他の黒を作る色素で再現できるようになれば、これ、白髪染めなしでも髪を黒くするとかできるのかなあ。毛根細胞が生まれるスイッチをオンにし続ける方向に応用できたら、ある種の人たちの希望になるかもしれない……。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/703a32a51346a5624e6d7c912c23a22114b8f0a4,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]