北中米W杯 決勝トーナメント2回戦でアメリカ代表とベルギー代表が対戦する予定の中、注目を集めたのは、アメリカFWフォラリン・バログンの「出場停止処分」問題です。バログンは1回戦の試合中に退場処分を受け、通常なら次戦の出場停止が課されるはずでした。しかし、米国のドナルド・トランプ大統領がFIFAのインファンティーノ会長に介入を要請し、その結果、出場停止期間が1年間猶予されるという異例の措置が発表されました。この決定には、各国メディアや欧州サッカー連盟(UEFA)から「理解不能」「不当」だとの非難が相次いでいます。一方、インファンティーノ会長は介入を認めながらも「FIFAの独立性」を主張しています。

この決定はまさに「スポーツの公正性」を揺るがす不祥事と言わざるを得ません。退場規定は、競技が公平に行われるための基本であり、これを故意に曲げるような行為は許されるべきではありません。
特にFIFAのトップがその正当性を主張しながら、一国の政治的圧力を受けて判断を翻した事実は、組織の独立性への深刻な疑念を抱かせます。
問題の本質は、スポーツ界に問題をもたらす政治とスポーツの不適切な関与です。大統領の介入が事実なら、その国の信頼性も国際的に揺らぐ結果になりかねません。また、FIFAが悪しき前例を作ることで、今後他国も同様の圧力をかける可能性が高まり、国際的なスポーツの場での公平性が保てなくなる恐れがあります。
これに対する解決策として、まずは全ての関係者が透明な調査を受けるべきです。次に、FIFAの独立性を制度的に強化し、いかなる政治的干渉も防げるよう、監査機関の設置を考慮するべきです。そして、各国サッカー連盟と連携し、政治のスポーツ界への不正な介入を禁止する国際的なルールを厳格化する必要があります。
信頼されるスポーツの未来を築くためにも、公正さを守る行動こそが、全ての関係者に求められる責務です。
ネットからのコメント
1、インファンティーノ会長はこの大会やトランプ大統領との一連のスキャンダルの責任を取らないとフットボールが100年の歴史を繋いだW杯が茶番になるよ。
フットボールに関わる全てのメディアと記者たちは彼らの不正と責任を追求しないとダメだし、そもそも政治が判定や運営に関与してはならないというFIFAのルールを破ってしまったのだから組織として責任を取らないと。もちろん、CASやスイスの司法裁判所に訴訟を起こして欲しいし、インファンティーノとトランプ政権は2度とフットボールに関わることが出来ないようにするべきだよ。
2、この一件で今大会のワールドカップの価値を一気に下げたな。これまで正々堂々と同じルールの下に戦い熱戦を繰り広げてきた各国チームへの侮辱に値する行為。これでアメリカがベルギーに勝利したら史上最悪の大会となり、ワールドカップの黒歴史として後世に語り継がれるだろう。がんばれベルギー!!絶対に勝ってくれ!!
3、おこなったプレーがレッドカード相当かどうかと停止処分とは別の問題であり、レッドカードが疑わしいから出場停止処分変更は妥当であるという理論自体が間違っている。レッドカードがどうであったにせよ、現実にもうレッドカードが出されている以上、皆等しくルールに沿った裁定を受けなければならない。
トランプはこれがアメリカチームの問題でなくても、同じように処分の変更を求めるのか? こんなのがまかり通ったら、競技の公平性が失われてしまう。それにしても、万事において「我こそが正義」みたいに自分の都合で露骨にすべてを推し通すやり方は本当に好かん。とはいえバログンが出たとて、ベルギー相手に余裕で負けると思う。もちろんサッカーは何が起こるかわからないが、あまりにも戦力差がある。
4、バログン個人はカードをもらうようなラフプレーをした、それ以上でも以下でもなく、ここまで世界中から批判されるのはもはや気の毒でさえあるけど、申し訳ないがこの試合はベルギーを全力で応援したい少なからざる米国民含め、多くのサッカー好きの世界中の人がベルギー応援して観るんじゃないかな…
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/a6b04f3882d0108a5268b316e3f792f93f82e7bb,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]