中日は9月17日にバンテリンドームナゴヤで行われた試合で、今シーズンワーストの借金「12」としてクライマックスシリーズ出場を争うライバルのDeNAに4-5で敗れました。藤浪晋太郎投手が相手先発だったため、井上監督は怪我人を避ける目的で、異例の全員左打者のオーダーを組みました。藤浪は制球難が問題視されている投手であるため、右打者を外して望んだこの策ではありましたが、スタメンの左打者たちは完全攻略に至らず、12回の熱戦の末、DeNAに逆転されてしまいました。

井上監督の苦渋の策に対する理解と精査が必要です。藤浪晋太郎投手の制球難は公然の秘密であり、これは選手の安全を脅かしています。不安定な制球力に対処するために、監督が選んだ異例の全員左打者のオーダーは、結果として勝利に至らなかったとはいえ戦略的判断です。しかし、このような事態を未然に防ぐためにも、日本球界は制球についての研修プログラムや指導を強化すべきです。また、試合のルールを見直し、投手の制球不安がより早期に確認できる仕組み作りも検討すべきでしょう。さらに、リーグ全体で投球の安全性を向上させる施策を推進し、競技自体をより安定したものにする努力が求められます。野球は選手の安全を最優先にするべきであり、観客はその健全な試合を楽しむ権利があります。

ネットからのコメント

1、コントロールが悪いことをさも規約違反、ルール違反みたいにいって自らの采配の至らなさの問題を藤浪の責任とすり替えるのはおかしな話だ。

じゃあ蝦名にデッドボールで当てたピッチャーなぜすぐに降板させなかったんだろうか。言っていることとやっていることがこんなにめちゃくちゃじゃ選手もついていけないだろうに。

2、対戦スポーツは多かれ少なかれ接触等の外的要因による怪我の危険性があるものと思っているので、対戦相手との一定の信頼関係の上に成り立っているものと思います。井上監督の「オレもけが人を出したくない。ベストオーダーで臨めない。でも、それはしょうがない。そういう投手を立てられたら。」というコメントは、最上位のレベルであるプロのスポーツの試合で戦う上での最低限の信頼関係が成り立っていないことを示していると考えます。その上で、藤浪の登板後の「勝手に嫌がってくれる分には…好きなだけ嫌がってと」というコメントは、相手を怪我させても仕方無いという、そもそもそんな信頼関係は無いという煽り成分も含まれている気がして、絶対にこの投手とは対戦したくない気がしました。

3、ドラゴンズのオール左打線はベイスターズへの無言の抗議ですね。今後も藤浪投手と対戦するチームは、同じ対策を取っていくしか無いのかもしれません。

とにかくケガ人が出なくて良かったです。昨日は好投しましたが、次は大乱調なんて事は普通にあり得るのが藤浪投手です。相手がベストメンバーを組まないとなると、終盤のCS争いに向けての大きな戦力になるかもしれませんね。

4、相手への対策や意図をもって打線を組んだことを説明するのはいいと思う。結局それがその日のベストオーダーということなのだから。自身の対策をどこのチームもやることになるだろう的なのは、なんか違う感じがする。