アルコール依存症克服の経験を持つ山口県宇部市のNPO法人「iCom」理事長が、依存症で苦しむ人々の支援に尽力している。幼少期の虐待や大学時代のストレスで重度のアルコール依存症に陥り、朝から酒を飲む生活を送っていたが、30歳で祖母の献身に気付いたことがきっかけで立ち直った。その後、夫との出会いや悲しい別れを経て、依存症者の支援施設「心羽」と講演活動を開始。現在は人工透析を受けながらも活動を続けている。

この物語は、他者の支えや自己改革の力で人生を好転させた典型的な成功例として語られます。しかし、その背景にあるのは社会の無関心という見えない壁です。依存症は自己責任論に帰されがちですが、生育環境や精神的支援の不足がその多くを占めています。本件では、相談者に病院を薦めることが最初の壁とされていますが、この要因の一つが、依存症に対する社会全体の偏見と誤解です。
「依存症=甘え」との見解がいまだ根強く、それが支援を受ける障壁となります。この縮図が、広く社会に蔓延する問題点を照らし出しています。
解決策としては、まず教育機関や職場での啓発活動を強化し、依存症は病気であり治療が可能であることを周知する必要があります。次に、当事者が初期段階で気軽に訪問できる地域窓口の整備を拡充すべきです。また、行政・医療機関・NPOのネットワークを構築し、支援の継続性や効率性を高めることが重要です。
問題を個人の責任に押し付ける社会構造を変えなければ、同様の苦しみを抱える人々が絶えず生まれ、救済の手が届かないまま消耗していきます。この現実を目の前に、私たちは社会全体での価値観の変革、そして行動をする覚悟を問われているのです。
ネットからのコメント
1、今の若い子は酒やタバコをあんまり嗜まないよね。お酒は自分が若いころは大人になれば付き合いで飲むものって感じだったけど、考えれば必ず飲まなければならないものでないしなんならずっと飲まなくてもアル中や飲酒運転の原因にもならないしいいのかなとも思った。
お酒のメーカーさんをガッカリさせそうだけれど、もちろん節度のある飲酒は楽しい気分になれるから個人個人で選択していければと思う。
2、アルコール依存症はTOKIOの山口達也さん思い出します。芸能界から身を引いて、病院に入院して仕事も無くなって家庭も無くなって全て捨てました。今は足もアルコール依存症で歩けなくなって、人工関節入れるらしいです。覚醒剤みたいな骨もボロボロになって、自然と体が酒欲しがる病気です。肝硬変やら色々合併症になった時には手遅れです。なってみないと本当の苦しみ分かりませんね。酒は飲んでも飲まれるなとはよく言った物です。酒は人格も変えて怖い物もなくなるので、本当に怖いです。
3、私自身、産後のストレスで飲酒を始めたのがきっかけで酒量がどんどん増え、アルコール依存症となりました。現在、禁酒5年目です。私もそうでしたが、飲酒でトラブルを一度でも起こしたら、アルコール依存症と自覚すべきだと思う。アルコールはドラッグと同じです。酔って思わず出た暴言や暴力を許してはいけないです。お酒によるトラブルは、遺伝も関係してそうなので飲酒については家族ぐるみで、幼少期から教育が必要だと強く思います。
4、自分の体がボロボロになるだけでなく、薬物やお酒の購入手段をめぐるトラブルなど、合併症状も深刻です。優秀な人間が壊れていく。なのに、社会の変化で患者の救済が最も難しいものの一つになっているのです。医療事案の法律の壁は厚く、病院も簡単に対応してくれない。家族でなければ手出しできない。しかし、まさに、家族に問題があるからこそ、お酒に走ってしまうわけで、打つ手がないのです。アルコールの恐ろしさを説くだけでは問題は解決しない。どうしてやることもできない。人間が心豊かに生きるということはどういうことなのか、その実現のためにはどうすればよいのか、社会全体が真剣に議論し、あらゆる対策を講じる必要があると思います。依存症を個人の責任に帰したり、軽視したりすることは、社会を滅ぼします。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f027f125a9c96c757c075f7df667e1d7b4a2044d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]