栃木強盗殺人事件に関連し、逮捕された16歳の少年らの顔写真および実名が、SNS上で真偽不明の情報として拡散されています。匿名アカウントによる投稿には、卒業アルバムとみられる写真や学校名などが含まれていますが、情報の確証がないままリポストによって拡大。同時に、少年法61条の規制範囲や名誉毀損のリスクが議論を呼んでいます。法的には、SNSが新聞等に含まれるか争点がありますが、拡散による影響がさらに深刻であることから、同条の趣旨に抵触すると解されています。また、真実であっても公共性や公益性が認められない限り、名誉毀損が成立する可能性が高く、リポスト行為にも責任が問われる裁判例があることが指摘されました。

ネット上での軽率な行動が、社会に深刻な歪みをもたらしている今回の事例。逮捕された少年たちの行動が重大問題であることは疑いませんが、それを理由に司法の枠を無視して拡散をする行為がいかに危険で違法性を含むかを、多くの人が理解すべきです。
少年法は更生の可能性を守るために存在します。この目的を踏まえれば、16歳の少年の情報を拡散する行為は、社会的にも倫理的にも受け入れがたいものです。
問題の根本は教育と規範意識の欠如です。真偽不明の情報で名誉が棄損される社会環境が放置される限り、同様の事例は絶えないでしょう。解決策として、まずSNS教育の義務化を通じ「情報の扱い方」を教えること、プラットフォーム企業にリポスト範囲の制限を求める技術的ルールの導入、加えて匿名投稿における一定の規制法案を検討する必要があります。一方で、罰則ばかりに頼るのではなく、人々に情報の影響を理解させる啓蒙活動が前進の要となるでしょう。
SNSの無責任な発言の自由と、個人の尊厳の保護。この二つを天秤にかける時代になっています。その選択が社会をさらに健全にするのか、混乱を深めるのかの分岐点に立たされていることを、私たちは認識しなければなりません。
ネットからのコメント
1、名誉毀損が云々と言っていますが、加害者の氏名が事実であるならば、ネット上で拡散されても仕方ないように感じます。
人様の財物を奪い取るために暴力を行使するなど到底許されることでは無く、そのような加害者達を年齢を理由に匿名で保護することには、正直言って疑問を感じます。広陵高校虐め事件や江別リンチ事件など、未成年者による悪質な犯罪は後を立たず、そうした犯罪に対する抑止力向上のためにも、実名公表は大事なことだと思います。少なくとも、殺人や強盗などの凶悪犯罪の犯人については、年齢に関係無く氏名を公表するように法改正をして欲しいです。
2、少年法があるから、捕まっても名前も写真も出ないというのが10代が闇バイトに参加する免罪符の1つになってるのは確かでしょう。今回は殺人までやったので罪は重いですが、それでも名前も写真も出ない。なら強盗までなら捕まっても数年で出られるし、出て来たら次はもっと上手くやるとなるだけじゃないかな。不公平感はあるだろうけど、トクリュウ犯罪を減らすためには未成年でも闇バイト系は公表するとかにすれば、少しは抑止力になるのではないかなと思う。
3、そもそも被害者感情を無視して、凶悪少年に過保護すぎる少年法がおかしいというのが世論。
アメリカでは未成年でも成人と同じように裁かれる場合、普通に実務報道されます。例え10代であっても善悪の判断はつくだろうと言う判断のもと、普通に終身刑を食らうこともあります。こんな連中が出所した時に備えるために実名と顔写真の公表には大きな社会的意義がある。仮に佐藤、梅田、水谷の親族が名誉毀損で投稿者に訴えを起こせるものならぜひやって欲しい。投稿通り、自ら犯人であったと事実認定してれることになるし、世論は誰も味方しない。
4、今回の強盗殺人事件のような凶悪事件で、少年だからという理由だけで匿名になることに納得できない人が非常に多いのが現実だと思います。だからこそSNSで実名や顔写真が拡散されるのでしょう。近年は「トクリュウ」などで未成年が凶悪犯罪を犯すケースも増えています。16歳でも強盗殺人に関与する時代に、「少年だから守る」という昔の考え方だけで本当にいいのかという声が出るのも当然です。更生の機会は大切ですが、被害者や遺族感情、社会の安全とのバランスも必要です。少年法の見直しや、凶悪犯罪に対する厳罰化について、もう本気で議論する時期に来ていると思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/da68b1ae6c74e6ee234c3013f08f71f12a62228a,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]