【事件概要】
住宅設備大手のTOTO(5332)が、半導体製造装置向けセラミック部品の供給を新たな柱に加え、事業分野を拡大しています。特に、高精密な加工が求められる「静電チャック」を含む高機能セラミック分野で強みを発揮し、AIやデータセンター市場の後押しで売上高・営業利益ともに過去最高を見込む業績予想(2027年3月期)を発表しました。一方、中国市場での停滞も警戒されつつ、株価は半導体関連として注目が高まっています。

【コメント】
企業の進化として、TOTOの事業シフトはまさに「技術革新の成功モデル」。しかし、その影には、日本の製造業が背負う構造的な問題が浮かび上がります。日本製造業の伝統技術と革新が一部の企業には活かされている反面、多くの企業では依然として停滞感が漂い、新市場開拓の後手に回っています。
この現状を直視すべきです。問題の本質は、産業政策の遅れや、世界市場の波に迅速に対応できていない経営体制にあります。
解決策として、以下の取り組みが急務でしょう:
政府主導の補助金・税制改革を通じたイノベーション支援の強化。経済のグローバル化に適応した、より柔軟な経営再編支援政策の構築。企業間のオープンイノベーションを加速させ、新技術開発への投資の促進。日本の製造業が、再び世界を席巻するためには、独自の技術に依存するだけでなく、それをどうグローバル展開し活かすかが肝です。TOTOのような成功例を社会全体で共有し、民間主導と行政主導の相互連携を実現すべきです。この挑戦が、未来を切り拓く鍵となるでしょう。
ネットからのコメント
1、TOTOというとトイレやウォシュレットの印象が強いですが、本質的にはセラミックを扱う技術の会社でもあるのだと思います。便器のような大きな陶器を、歪みを抑えて均一に焼き上げるには、材料、温度管理、収縮、表面の滑らかさなど、かなり高度な技術が必要になります。その積み重ねが、半導体製造装置向けの高機能セラミックに応用されているというのは面白いです。
半導体の製造現場では、高温や薬品に耐えながら、シリコンウエハーをナノ単位の精度で扱う必要があります。金属では歪みや腐食が問題になる場面で、熱や薬品に強いセラミックが重要になる。昔からの焼き物の技術が、最先端のAIや半導体の土台を支えているわけです。派手なAI企業だけが注目されがちですが、本当に強いのは、表には出にくい部品や素材を握っている企業かもしれません。日本のものづくりの強さは、地味に見える技術の転用にこそ残っている気がします。
2、TOTO以外にも味の素や花王、富士フィルムなんかも半導体株として注目されている。一見するとまったく関係のなさそうな「料理の調味料」や「トイレの便器」、「写真フィルム」といった日用品の裏で、何十年も磨き続けてきた技術が、巡り巡って現代の最先端AIチップの命運を握っているという構図は非常に面白い。
3、以前、道路の陥没があったときは下水道関連が暴騰、次は予算が増えたと防衛関連が暴騰、いずれもチャートで立派なイナゴタワーを形成している。これを見ると、イナゴが集まった後からこうして買い煽り記事が出て個人が買うようになると、先に買ったイナゴたちは利確して去っていった様子が分かる。
そして、後から山頂近辺で買った人は、いさぎよく損切するか救助隊が来るまで長期塩漬けするかになっている。こうして、株価をつり上げ、いかに個人に高値で掴ませて売り抜けるかというババぬきとなっているのが、最近あちこちで散見されるから簡単に買い煽りを信用せず、まず自分でよく考えた上で買った方が、下落したときの後悔の度合いが全然違う。今は、とにかく半導体関連だとうわさが広まれば、これまで注目されなかった銘柄でもイナゴが集まってくるから途中から参加するときは気を付けないとね。
4、株関連のところ以外で記事を多く見かけ始めるともうすぐ株価が天井になるのかなって思うよね…。株に詳しくない方がたくさん買って株価が高騰した後で大口機関が空売り仕掛けるのはよくみるし。キオクシアは決算良すぎたから分からないけど半導体株関連にそろそろ大きく空売り仕掛けてきそうで今からだと買いづらい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/6f5e62189ace9b5c2dc415638b30366b74f2b035,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]